今回は、鳥取県で食べた絶品グルメをご紹介。
日本海が誇る高級海鮮はもちろん、
お肉やラーメン、デザートに至るまで食べ尽くして来ました!!
鳥取旅行での食事の参考にぜひご覧ください~✨
県民のソウルフード!牛骨ラーメン!
鳥取のグルメって何だろう、
と調べたら出てきたのが牛骨ラーメン。
とんこつラーメンは有名だけど、牛骨は初耳。
どうやら鳥取ではメジャーで“ソウルフード”と呼ばれるほど。
そのお味は…
一泊二日の旅行なのに
2軒も通ってしまうほど美味しかった。
最初にやってきたのは一日目の昼。
鳥取県に来て最初の食事である。
旅行計画の段階で目星を付けていた「ごっつおらーめん」。
実は、以前共に福井旅行をした“ちゃんぽん”に
鳥取に行ったら是非、牛骨ラーメンを食べて欲しい。
自分はごっつおってところで食べたけど、
他にも美味しいやつはあると思う。
とアドバイスを受けていたのだ。
鳥取駅付近のごっつおらーめんは2軒。
そのうち1軒は開店が17時だった。
今回の計画では15時には鳥取駅を出て米子へ向かうので、
ランチタイムでいただきたい。
そんな願いを叶えてくれたのが、
ごっつおらーめんイオン鳥取店だったのだ。
こちらは11時開店。
イオンのフードコート内にお店がある。
そのイオンも鳥取駅から徒歩5分程度でアクセス良し。
ただ、Googleマップで場所を調べたときに目に入った口コミが
あまり良い評価でなかったのが気になったが…
それでもごっつおらーめんが食べたい。
迷うことなく入店を決めた。
ごっつおらーめん(税込み700円)+半チャーハン(税込み250円)。
半チャーハン以外にも餃子などが選べる。
※ランチタイム限定だった気がします。
ビジュアルは完璧。
果たして、口コミの真相はいかに…!?
1日100杯限定のイチオシメニュー、ごっつおらーめん。
勢いよく啜ってみた…!!
いや美味しいやないか~い!
しっかり濃い目の醤油スープ。
ギルティな味わい。でも、くどくない味付け。
確かに普通の醤油ラーメンとは少し味が違う気がする!
これが牛骨ラーメン!!美味しい!!
というのが正直な感想。
ま、基本的に何食べても美味しく感じるザルな判定の舌なんですけどね。
チャーシューも味玉も良い味付け!!
続いては半チャーハン。
こちらも「味が…」「温度が…」という書き込みがあったが…?
こっちも美味しいやないか~い!
胡椒が香る、お店で食べるチャーハンの味。
普通に私の好みの味付けでした。
結構ドキドキしてたのに拍子抜け。
良い意味で裏切られました。
その時の調理担当で変わるのかな?
それとも舌のレベルの問題なのかな?
個人的には大満足。
その後も「旨っ!旨っ!」と呟きながら夢中で食べました。
2回目の牛骨ラーメンは旅の終わり。
東京へ帰る夜、米子空港の「まるはち屋」でいただきました。
営業時間は、
昼 11:00~15:00
夜 16:00~20:30
但し、夜の部は火曜・金曜・日曜のみ。
この日は2023年12月2日(土)。
あーあ。最後に牛骨ラーメン食べたかったな…
と思いつつ、16:00頃に店を覗くとまだやっている様子。
※20:45発の飛行機なのに16:00に空港に居る理由はまたの機会に解説します…
あのぅ…今日の18:30頃にここで
夕食をいただきたかったんですけど…
土曜日だからやってないですかね?
と、ダメ元で聞いてみると…
あ~、大丈夫ですよ、やってます!!
とのこと!!
理由は不明。
火・金・日曜日以外も運が良ければ夜やっているかも…?
超嬉しい。ラッキー。
そして18:30頃、本当に開いていたので入店。
牛骨ラーメンは必須だが、夕食なのでご飯も食べたい。
しかし、メニューを見ると…
「ご飯もの販売時間 11:00~15:00」
えぇ!!残念!!
この「炙り肉飯」とか美味しそうなのに…
と、思わずこぼした瞬間、
あ、ご飯もの今日は出せますよ~
神対応すぎんか(´;ω;`)?
※店員さんのご厚意であり、原則の営業時間と提供時間は上記の通りです。
ご利用の場合は過度な期待をしないようにしましょうね。
牛骨らぁ麺(税込み1,000円)+炙り肉飯(税込み400円)。
ラーメンで1,000円って、相場的にはちょい高いですよね。
あーはいはい、空港価格ね。
いくら店員さんに良くしてもらっても、
味は正直に伝えるんだからね…
んんんまいっ!!
ごっつおとはまた違った美味しさ。
ごっつおらーめんはメンマ・海苔・チャーシュー・味玉の超王道トッピング。
一方まるはちの牛骨らぁ麺、もやし+焼肉!!
そう、これはもう焼肉。
タレ付きの肉を絶妙な柔らかさで焼き上げている。
肉単体で美味しい。白米が進みそう。
極めつけは黒コショウ。
タレの甘辛さをスパイシーに引き立てる。
口の中がホットになったらもやしをパクリ。
牛骨スープが染みたもやしが荒ぶるコショウをマイルドにする。
そして刺激を求めてまた焼肉を頬張り…
以下、無限ループ。
醤油ベースの牛骨スープは肉から溢れた黒コショウで更に味が締まる。
細めの麺と共に勢いよく啜れば口の中が天国になった。
旨い。メチャクチャ旨い。
肉の量も多い。黒コショウたまらん。もやし丁度良い。
こりゃ1,000円以上でも納得しちゃうかも。
(急な掌返し)
ラーメンでぶっ飛んでいたので忘れかけていた炙り肉飯。
小盛に盛られた白米に、大量の炙り肉。
低温調理されたであろう、
まるでローストビーフのような優しい食感。
こちらもネギとコショウが振られ、ギルティな旨さ。
特筆すべきは、柚子胡椒だれ。
深緑色のタレは食欲をそそる効果は全くない。
不気味な見た目の色合い、なのに、なのに、
味がとてつもなく美味しい。
炙り肉単体は味付けが薄い感じ。
お肉本来の味がしっかりしている。
そのお肉を、一枚の大きなお肉を、
柚子胡椒だれが付いた白米を包み込んで口に運ぶ。
黒コショウの香りから始まり、
柔らかい肉の味
↓
アクセントのねぎ
↓
白米の旨味
↓
柚子胡椒の上品な辛さでフィニッシュ。
これが何で(原則)昼の部のみの提供なのかわからない。
あ、人気過ぎて在庫なくなっちゃうのかな??
こうしてあっという間に完食。
本当は目玉商品の蟹も食べたかったけど、
小食なので断念。
カニ専門の水産直営店なので、間違いなく美味しいだろうに…
会計時、お世話になった店員さんにお礼とご挨拶をした。
鳥取楽しんでいただけたようで良かったです!
空港直結なのでまた来てください!
今度はカニもぜひ~!
はい、米子空港利用時は必ず立ち寄ります(´;ω;`)
ごちそうさまでした!!!
高級旅館にて、高級食材をいただく。
今回の鳥取旅行のテーマは「豪華旅館に泊まってみた」。
後日別記事にて紹介予定ですが、それはそれは素晴らしいサービスで…
その素晴らしいサービスの一つが、食事。
食事でのエピソード等、積もる話は別記事で詳しくお話します。
とはいえ、鳥取グルメの記事にも書かない訳にもいかない…!
そこで、ここでは特に紹介したい鳥取グルメをできるだけサラッと紹介。
冬の鳥取を代表するブランド食材として名高い「松葉ガニ」。
ズワイガニのうち成長した雄ガニだけが「松葉ガニ」と呼ばれる。
全国有数の漁獲量を誇り、11月上旬~3月まで鳥取港や境漁港で水揚げされる松葉ガニ。
身がギッシリ詰まって甘みが強いらしいが…その真実やいかに。
茹で松葉がに姿盛り!
この圧倒的存在感!!!まるまる一枚いただきました!!
脚の隅々まで身がギッシリ!!
そして剥きやすいように工夫された切り口。
見栄え、食べやすさを兼ね備えた素晴らしいおもてなしでした。
ほ、ほんものの…かに…
あまりの高級感に知能が低下しました。
本物のカニ、ましてや高級なズワイガニ、
その中で更に厳選された松葉ガニ、
それを、一人で、まるまる食べられる…
この日を迎えられたことに全力で感謝しつつ、豪快にかぶりつく…
~~~~~!!!
あ、表記バグじゃありません。あなたのスマホ(またはPC)は正常です。
言語化できない多幸感に包まれました。
そのまま食べても美味しい。
レモンを絞っても美味しい。
カニ酢を付けて食べると更に美味しい。
うーわ、これは贅沢過ぎるよ…
こんな美味しいものを、高価なものを、一人占め…
この経験を、この記憶を一生大事にして生きていこうと決めた。
今まで食べたことのない量のカニ味噌。
見栄えはどうかと思うが、これがまたたまらなく美味しかった。
カニの身の味を濃縮しまくった味。
好みが分かれるらしいが私は大好きな味。
カニ味噌だけでなく、その周辺の身も脚とはまた違った美味しさで驚いた。
しっかりとタグを確認。正真正銘の松葉ガニ。
美味しかった…ただただ美味しかった…
他に表現できる語彙力が無くて本当に悲しいくらい、美味しかった。
海鮮だけでなく、しっかりとブランド肉もある鳥取。
名を、鳥取和牛オレイン55(ゴーゴー)。
こちらを鉄板で焼いていただいた。
バターが溶けて、良い香りが広がる…
高級食材はなぜ見た目も美しいのだろうか。
プルプルと小刻みに震える高級肉を眺めながら思った。
画像の焼き加減はレアだが、しっかりミディアムにしてからパクリ。
当然、美味しい。
綺麗なサシが入っているお肉だが、脂が多い訳ではなかった。
三重県で食べた松坂牛は口に入れた瞬間に溶けるレベル(比喩ではない)だったが、
こちらの鳥取和牛はしっかり噛み応えがあるお肉。
(それでいて、柔らかい!!)
噛めば噛むほどお肉の旨味が出てくる。
個人的な好みで言えば、こちらの方が好きかも。
和風卸ソースと岩塩の2種類の味付けで食べた。
和風卸ソースはそれ自体で食べてもご飯が進むくらい美味しかったが、
お肉の味を最高値まで引き立てるのは岩塩だったので、
ソースで1枚、岩塩で2枚をいただいた。
この高級和牛、上述の松葉ガニと同じ食卓でいただいた。
一回の食事で超主力級の二品が出てくるなんてヤバ過ぎる。
ONE-PIECEで例えるなら
赤犬と黄猿が同時に護衛に付いてくれるくらいの贅沢さとヤバさ。
(伝われ…!!)
鳥取県は甘味も魅力!
旅行二日目は境港をブラブラ。
(境港散歩編も更新予定なのでお楽しみに!)
小腹を空かせながら歩いていると…
わぉ!美味しそうなお芋!!
12月2日、ギリギリ秋ですね。
今年最後の秋の味覚をいただくことにしましょう。
こちら店員さんが優しく、
「できるだけ大きいのあげるからね」
と長めのお芋を選んでくれました。
芋も店員さんも温かい(´;ω;`)
フッカフカでした。
普段、あまり焼きいもを食べない私。
焼きいもってパサパサしてるイメージだったが…
こちらの焼きいも、まるでスイートポテト。
粘度?(というと美味しい表現か微妙だが)が高くて、
パサパサとは程遠い存在。
おまけにとっても甘い。柔らかい。
焼きいもってこんなに美味しかったのか…
焼きいもがとても美味しかったので、同じ店で追加購入。
クロワッサンたい焼き(芋あん)(税込み350円)
こちら、店頭に並べられていたのだが店員さんが
「せっかくだから出来立て食べて!!」
と、鉄板の型にまだハマった状態だったアツアツのを渡してくれた。
優しい、優し過ぎるよ(´;ω;`)
外側はクロワッサン生地。
甘くてサクサク、生地単体でも美味しい。
中にまだアツアツの芋あんがたっぷり。
先ほど食べたお芋を更に甘くした芋あん。
これは最高の甘味だ…と夢中でたいらげた。
鳥取の名産品(ということを調べてから知った)白バラ牛乳。
牛乳の味の違いなんて自分レベルの味覚で分かるのか?
という疑念を抱きながら、2品いただいてきました。
帰りの空港、米子空港にて購入。(税込み145円)
ちなみに白バラ牛乳とは、
鳥取県内すべての酪農家が一体となって生産しており、
搾乳から製品化まで県内で行うため超新鮮な品質らしい。
グビグビ飲んでみたところ…
うん、普通に美味しい。
他のコーヒー牛乳より味が甘い気がする。
人工的な甘味ではなく、自然的な甘味を感じる。
思い込みかもしれないけど。
でも美味しいことに違いはなかった。
「コーヒー牛乳」じゃなくて
シンプルな「牛乳」で飲めば違いがわかったかも?
と一瞬思ったが、コーヒー牛乳の方が好きなので
気にしないことにする。
白バラコーヒーが美味しかったので買ってみた。
4個入り、税込み1,209円。(1個約302円)
どことなく溢れる高級感。
金縁のフタをめくると…
コーヒープリンがぎっしり!!
気になる味は…
うん、こっちも美味しい!
「プリン」という名前なので
ぷるぷるでそのまま飲めてしまうような食感を想像していたが、
実際はかなりのしっとり食感。
どちらかと言えば「ムース」のような感じ。
よく噛んで食べられる一品だった。
こちらも人工的な甘味はなく、
ほんのり甘い、コーヒー香る上品な味わい。
質量をしっかり感じるので意外と食べ応えがあった。
最後は番外編。
「これって鳥取で良いのか…?」
と思った一品。
こちら。旅館のウェルカムお菓子にあった「因幡の白うさぎ」。
因幡の白兎といえば、
今年最初の旅行で行った「出雲大社」にたくさん居ました。
と、いうことは、島根のお土産なのでは…?
とか思いつつ開封。
とっても可愛らしい兎さん。
食べるのがもったいない、と呟きながら
豪快に頭からかぶりつきました。
白餡(?)と表面の生地が上品な甘さでとっても美味しい。
県内のお土産コーナーにたくさん置いてありましたが、
確かにこれは丁度良いサイズ感&見栄え&味。
でも島根県だよなぁ…と思ったので詳しく調べてみると…
結論、両方でした。
そもそも因幡の白兎のお話は、
隠岐の島(島根県)に居たウサギが海を渡って
因幡(鳥取県)に移動するところからお話が始まります。
で、なんやかんやあって
出雲の国(島根県)出身の「だいこくさま」がウサギを助けるのです。
(諸説あり、かつ大幅に要約しています。)
その「だいこくさま」が、
出雲大社に祀られている「大国主大神」さまなのですね。
だから出雲大社にウサギがいっぱい居たのか。
一方鳥取県には「白兎神社」があり、
こちらには因幡の白兎に出てくる白兎神が祀られています。
なので、正直どちらの県も縁が深いのですね。
確かに厳密には
島根県→出雲大社→大国主大神
鳥取県→白兎神社→白兎神
なのでウサギと縁が深いのは鳥取県なのか。
いやぁ、旅をしていると面白い知識が増えますね。
これも旅も醍醐味です。
でもこうやってややこしいから未だに鳥取と島根を混合する人が多いのでは?とか思っちゃったことは秘密にしておこう。
鳥取旅行の関連記事はコチラ
鳥取に来たらやっぱりコレ!
かの有名な鳥取砂丘を探索してみた。
鳥取砂丘の後はここに行くでしょ!?
砂の美術館のレビュー・モデルルートはこちら。