出雲大社のリアルを紹介!所要時間・費用を大公開

さて今回は島根旅行のメインディッシュ出雲大社の観光記事になります。

10月は世間では「神無月」となりますが、出雲だけは「神在月」になることで有名ですね。神々が集まる出雲大社ではどんな観光ができるのでしょうか。

私の詳細な記録に基づく所要時間・費用等をぜひ参考にしてください。

あぐ
あぐ

私の島根旅行すべての行程表を公開しています!

費用は?時間は?島根旅行の全行程を大公開

まずは今回の島根旅行全体の行程表をここで大公開しましょう。

島根県の西から東まで、名物の出雲大社からお楽しみのサンライズ出雲まで利用できる欲張り行程です。費用・滞在時間・移動時間等は大いに参考になるはずなのでゆっくりご覧ください。

サンライズ出雲に関する記事はこちら

出雲大社に行ってみた!

あぐ
あぐ

さて、それでは出雲大社に初詣に行った記録をお楽しみください!

全体の所要時間

行程表の通り、15:00~17:00の約2時間で出雲大社&古代出雲歴史博物館を観光してきました。

正直なところ、博物館はかなり急ぎ足で回ったのでしっかり観光をしたい方であれば2時間30分~3時間を目安にしておくと良いかもしれませんね。

益田駅からの特急列車の時刻上、出雲到着が14時になったこと・帰りのサンライズ出雲に乗車するため余裕をもって出雲市駅に戻っておきたかったことから今回はこのような行程になりました。

逆に言えば、2時間あれば観光はできます。博物館に行かない場合は2時間もあれば十分かも。

出雲大社前駅から観光は始まっている

出雲大社観光は「出雲大社前駅」から始まります。かわいい駅舎ですね。

最近旅行をするようになって感じたのですが、観光地の駅舎って面白いデザインしていますよね。いつか駅舎をまとめただけの記事とか書いてみようかな。

駅舎内の待合室には石油のストーブがありました。いいですねぇ。ここで談笑しながら電車を待つのも風情があります。

でっかい鳥居のその先に…

この駅舎を出て右方向にまっすぐまっすぐ進むと出雲大社があるのですが、敢えて左側にまっすぐ進むと…

めっちゃデカい鳥居がありました!!

ちょうど良い所にENEOSの看板があるので、その大きさが伝わりますね。こちらは「一の鳥居」と呼ばれているらしい。

真下まで行って撮影しました。いやぁ、本当に大きくて立派な鳥居だ。

鳥居の色って赤が多いですが、色の違いで何か意味があるのでしょうか。赤い鳥居が稲荷さんでしたっけ?ググればわかりそうですが誰か教えてください。

このデッカい鳥居から出雲大社の方面を見ると…

まっすぐな道の先に出雲大社の入口と鳥居が見えます!!

…え?見えない?よ~~~~~~く見てください。

ほら!!ココ!!

鳥居って神社の入口からまっすぐ行った先にもう一個あるスタイルなんですかね?そういう配置が多い気がします。これもきっと意味がありそうですね。

あとはこの通り(神門通りというらしい)をまっすぐ進むだけです。

石畳×松の木という”それっぽい”町並み

こういう道を歩くとワクワクしますよね。茶屋やお土産屋さんが続いており、右に左に目移りしながら進むこと数分…

入口まで辿り着きました!!

1月なので15時台なのにうっすら夕暮れです。良い雰囲気の写真がたくさん撮れそうだぞ…!!

初めての出雲大社。

出雲大社の入口です。

神社に詳しくない私でも知っている出雲大社。10月に神様たちがここに勢揃いして会議をしているらしい。神様でも会議とかあるんだ。やっぱり他の人(他の神)の意見を聞くことって大事なんだなぁ。

あとは縁結びの神社としても有名ですよね。私はご縁を大事にするタイプの人間です。「ここでしっかり悪い縁を断ち切って良い縁を結びたいな」と内に秘めた煩悩も、神様にはバレバレなのでしょうか。

ツヤツヤで綺麗なモスグリーン?の鳥居。こちらは「二の鳥居」らしい。

この色の鳥居って珍しいですよね?私は初めて見ました。鳥居の色の意味がどんどん気になってきた。でも実は意味とかないのかな?

鳥居を潜ると、しばらくはまっすぐな道が続きます。厳かなオーラを放つ参道、気を引き締めて進みます。

すると、また鳥居が!こちらは「三の鳥居」らしいです。

この参道は真ん中は通行禁止になっていました。

やっぱり神様の通り道だしなぁ…と思っていたら通行人が「ここは松と道を保護するために通行禁止にしているだけらしいよ。」と真偽不明の会話をしていました。

スピリチュアル的な理由かと思ったら普通に現実的な理由すぎて面白い。

可愛いウサギの像がいっぱい!因幡の白兎伝説。

合掌していてカワイイ

マイク持っていてカワイイ

ニコニコでカワイイ

二足歩行していてカワイイ

リアルな顔でカワイイ

たれ耳でカワイイ

この辺りから、兎の像がたくさんありました。

出雲大社の中には66羽の兎の像があるそうです。それぞれが可愛らしい、面白いポーズをしていて見ていて飽きません。

兎年の2023年の初詣に出雲大社で兎に囲まれるって良いですね。特に計算して行ったわけではないですが。次の兎年は12年後の2035年です。

さらに先に進むと…

ムスビの御神像」がありました。

こちらは古事記の一場面を再現しているようで、大国主大神が波に乗って海からやってきた「幸魂奇魂」という魂(写真中央の金の玉)と対話した様子です。

神話って色々なエピソードがあって面白いですよね。「因幡の白兎」の話も題名しか知らなかったですがここでやっと中身を知りました。公式HPに可愛らしいイラストとともに解説がありますのでご参考に。

そんな「因幡の白兎」伝説のワンシーンを模した銅像もあります。

他のたくさんの兎は「石像」感がありますが、この兎は「銅像」だったのでやはり格が違うのでしょうか。出雲大社に行った際はぜひ探して見てください。

いよいよ拝殿へ

拝殿が見えてきました!こちらが最後の鳥居、「四の鳥居」です。

この時は「すげぇ昔からありそうな鳥居だなぁ」くらいの感想しかなかったのですが、記事作成のために調べたところなんと1666年に寄進されたものだそうです。約350年前の鳥居!!白川郷の合掌造りよりも年上じゃん!!

あぐ
あぐ

おお~これが有名な注連縄(しめなわ)かぁ~。

確かに大きくて立派な注連縄です。

うーん、でも写真で見たときもう少し大きかったような…?という気がしないでもないですが、まぁそこはきっと私の身体が大きいから(自称170cm)そのように感じるのでしょうな!!ガハハ。

こちら、15時30分くらいに撮影したのですが17時くらいにもう一度来ると…

全然人が居ない!!

偶然でしょうか?何はともあれシャッターチャンスだったのでバッチリ撮ってきました。有名観光スポットで人が写らない写真を撮るのって難しいですよね。なんか貴重な一枚な気がして嬉しい。

近くで見るとしっかり大きい。触り心地良さそう。

じっくりと観察した後、私利私欲・煩悩に塗れた願いをしっかりしてきました。初詣が出雲大社って贅沢だな。2023年は良い年になりそうだ。

【2024年追記】

ケガや病気もなく、コロナも無事(?)落ち着いてきた2023年でした。あとは世界平和が訪れれば私の願いは全て叶ったことになります。

え?私の願いが素敵すぎる??

いやぁ~このくらい普通ですよぉ~(・∀・)ニヤニヤ

拝殿での参拝後、何気なく歩いていると…

とりあえずメインは見れたな~と、周りをブラブラし始めました。
境内を歩き回るだけでも、風情を感じられて楽しいです。

石垣、石畳、お堀、石橋や木造の橋…古き良き日本の文化というやつですね。

日本在住の私ですら「いいなぁ」と感じるのだから海外の観光客は「Fuu~~~Japanese culture! :)」と盛り上がること間違いなしです。

そんなことを考えながら歩いていると…

あぐ
あぐ

なんかめっちゃデカい注連縄がありますけど!?

これこれ!!出雲大社の巨大注連縄として写真で見たことあるやつ!!建物の柱より太い縄が捻じれて、ぶら下がっているその光景は圧巻です。

有名な大きな注連縄、見逃さないよう要注意!!

こちらは神楽殿。御祈祷や結婚式をはじめ様々な祭事行事が執り行われているようです。

この巨大注連縄は長さ13m、重さ5.2t!!

こんなのが落ちてきたらペシャンコにされてしまいます。これをぶら下げている紐と柱の強度すごくないか…??その圧倒的な存在感に心を打たれつつ、たくさん写真を撮ってしまいました。

まずは寄りで。いやぁ、これは重そうだな…5200kgもあるのか…(←タウリン1000mg配合!みたいな表現)

裏側から。縄のケバケバ感がわかります。この巨大な注連縄も、よ~く見ると一本一本の細い紐(藁?)がたくさん集まってできているんだな…

どんな小さなものでも、たくさん集まって一つになれば大きな力になるんだな…おっと、この世の真理の一つに気が付いてしまったようだ。

ちょっと引きで。うん、やっぱり人と比較して改めてその巨大さに驚く。

更に引いてみた。

こんなに離れているのに、注連縄がハッキリクッキリ。見応えがありますなぁ。

こんなに見応えがあるのに、危うく気付かずに帰ってしまうところでした。もし出雲大社に行くときは、メインストリートの少し外れにある「神楽殿」も必ず立ち寄ってくださいね。

国宝が並ぶ「島根県立古代出雲歴史博物館」

博物館の外すら展示が楽しめる

神楽殿とは反対の道の外れに、出雲大社の歴史が詳しく学べる博物館がありました(620円)。電車の時間がギリギリで、入館するか迷いましたが…せっかくここまで来たので、駆け足でも見学しよう!と飛び込みました。

ちなみにここの周辺にもウサギさんが居ました。時間帯によるのか不明ですが、周りに全然人が居なかったので穴場の撮影スポットかも?良い写真が撮れました♪

館内は撮影可能(一部展示は撮影禁止)でしたのでいくつかご紹介します。ただ、滞在時間はわずか50分。もうちょっとゆっくり見たかった…けど大満足!!

博物館の展示はネタバレしすぎないよう、その目で見たときの感動が薄れないように敢えて写真は少なめでいきます。

圧倒的物量の展示物

こちらは平安時代の出雲大社本殿の様子(諸説あり)です。

こんな風に、かつては天空に聳える本殿だったという説があります。なんてロマンチックなんでしょう。

冷静に考えると、こんな大きなものをこんな高さに建てる技術が平安時代にあったのか??と疑問もありますが、我々は古代にピラミッドを作った生物なのでまぁ本気出せばできたんでしょうね(適当)

じゃーん!!これが一番迫力あった!!

358本の銅剣がズラリ。こちらの博物館全体として言えることなのですが、出土した状態の実物展示はもちろん、埋めたであろう当時のピカピカな状態のレプリカも展示されていてとても美しかったです。

銅剣や銅鐸、銅鏡などを歴史の教科書で見ると、どれも青い錆まみれの、ぱっとしない姿が載っています。私もそのイメージから「銅剣とかってそういう古びた感じの物だよね」と思い込んでいましたが…作られた当時は当然ピカピカです。そんな当たり前のことに気付かせてくれました。

銅剣1本とかなら「ほぇ~歴史深けぇ~」と小学生並みの浅い感想しか出てきませんが、これだけの数がびっしり展示されていると絶句してしまいます。本当に迫力がスゴイ。生で見て欲しい。

銅鐸もこの通り。ピカピカの銅鐸も初めて見ました。うーん、確かにこんな綺麗だったら、精霊的な力を宿してそうだ。祭事に使われたのが納得です。

本当にたくさんの展示物があって、2時間くらいはゆっくり眺められそうでした。

時間切れのためしぶしぶ退出…また来たい博物館

他にも、この辺りの人がどんな家に住み、どんなものを手に入れ、どんな風に生活していたか?など様々な歴史をリアルなレプリカや出土品、映像やパネルでわかりやすく解説していました。

いや、本当に本当にもっとゆっくり見たかった。きっと様々な知見が得られたことでしょう。まぁきっとこの先の人生で出雲大社はまた来る機会がありそうですし、そのときにゆっくりと再見学をすることにします。

刀身と…棍棒?のようなもの。

もともと博物館が好きでソコソコ通っている自負がありますが、この博物館はとても魅力的で歴史に詳しくなくてもわかりやすい解説があって楽しめます。

国宝の銅鐸や重要文化財の銅鏡もたくさんあった。

他ではなかなか見ることができない圧倒的物量の出土品。出雲大社に足を運んだ際には絶対に立ち寄ってください。後悔はないはずです。

島根観光終了、サンライズ出雲で東京へ…

こうして出雲大社を後にし、全速力で駅に戻りました。出雲市駅に無事到着し、サンライズ出雲に乗るための準備(夕食、次の日の朝食、お土産の購入等)をして全行程終了です。

いや~島根って出雲大社以外に見るところあるのか?なんて完全になめていましたが恐れ入りました。

島根県最大の都市である松江に行かずとも、こんなに魅力があったとは。次は出雲大社+松江の観光に行きたいな。

さて、今回はここまでにしましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。

島根旅行の関連記事はこちら

山陰の小京都と呼ばれる津和野を観光した記事はこちら。他の観光客が全くいないのにフォトジェニックな町並みな穴場観光地でした。

観光地というわけではないけれども、島根の西の拠点・益田市も歩いていて楽しいまちでしたよ✨

東西に広い島根県を移動するならスーパーまつかぜが必須!乗ってみてわかった注意点を予習しておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。