境港はテーマパーク!?鬼太郎のまちを散策してみた

まち全体が「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマパークのような境港市。
水木しげるロードを散策してみた所要時間・かかった費用・「こうしておけばよかった!」な注意事項を紹介します。

境港に向かう列車もゲゲゲ。

駅名の通称もゲゲゲ。

まちの至る所にゲゲゲ。

夜に見たら恐怖の電灯

水木しげるロード散策記録、始まるよ!

こんな人におススメの記事です!
  • ゲゲゲの鬼太郎に詳しくないけど境港に行くか迷う
  • 後悔しない境港散策がしたい
  • 水木しげるロードの雰囲気が知りたい
あぐ
あぐ

鬼太郎に全然興味なかったのに好きになってきた…笑

境港市にやってきた!

境港市までは電車で楽々に行けます。
本数はだいたい1時間に1本なのでご注意ください。

境港に向かう電車はラッピング電車です。
何種類かあるみたいで、どれが来るのかはお楽しみ。

内装もしっかりラッピングされていました。

あ、あと意外だったのがIC利用可でしたよ!!

JR境港線の各駅には、ゲゲゲの鬼太郎に出てくるキャラクターが割り振られた別名があります。

境港駅は通称「鬼太郎駅」でした。

あぐ
あぐ

いや~ゲゲゲの鬼太郎全然知らないけど楽しめるのかなぁ?

という疑いの気持ちで観光が始まりました。

駅から始まる「鬼太郎ワールド」

駅を出た瞬間から、ゲゲゲの鬼太郎一色の世界観が始まりました。

あぐ
あぐ

こんなに沢山のキャラが居ることさえ知らなかった…

ポストの上にも鬼太郎が。
そう、このまちには至る所にゲゲゲの鬼太郎キャラの像があるのです。

駅から数mしか歩いていないのに、被写体が多すぎる!笑

おや…?なんか街灯が…?

え、こわ。

夜になるとこれが光るのかな…?
めちゃくちゃ怖いじゃないですか。

あ、こっちはカワイイ。

像だけじゃなくてパネルもあるんです。

トイレのピクトグラムも鬼太郎!!

これ普通の公衆トイレですよ。
まるでゲゲゲの鬼太郎のテーマパークのようですね。

全然設定とか知らないので申し訳ないのですが、
鬼太郎ってこんな風に進化するんですか…?

最終形態、化け物やん…

この辺りから、ゲゲゲの鬼太郎に興味が湧いてきました。
テンションが上がってきました。

境港市の散策所要時間と費用

今回の境港散策の行程表はこちら。

滞在時間は約3時間でした。

使った費用は2,000円でした。

しかし、

  • このうち1時間はただベンチに座っていたこと(後述します)
  • この日の朝食の量が多く、お腹いっぱいだったこと

という点はご留意ください。

個人的には、ただ水木しげるロードをぶらぶらするだけなら1時間くらいあれば良さそうですが、スタンプラリーをしたり記念館に行ったり、しっかり観光するなら3時間くらい確保することをおススメします。

水木しげるロードを散策してみた

では、実際に水木しげるロードはどんな感じだったか?を写真とともにお届けします。

キャラが豊富なブロンズ像たち

もう、本当に至る所に像がありました。
ゲゲゲの鬼太郎ってこんなにキャラいるんだ、と驚きましたよ。

さすがに全ては載せきれないのでダイジェストでお届けします。

堂々たる鬼太郎。

大規模なジオラマ?に沢山の妖怪たち。

水木しげる氏 with目玉おやじ&鬼太郎

目玉おやじ。よく見るとかわいい…?

猫娘。結構怖い顔するんだなぁ…

ぬりかべ。かわいい。猫娘よりかわいい。

だらけるねずみ男がいたり…

握手を求めるねずみ男がいたり。思ったよりデカくて怖い。

鬼太郎と目玉おやじ。普通にまちなんだよな、と背景で我に返る。

え、なんか悪魔の実を食べていませんか??

メインどころでこれだけの像がありましたし、見たこともない妖怪がこれまた本当に沢山いました。

そもそも日本に伝わる妖怪ってたくさん種類あるんだな…と勉強になります。

写真を撮っているだけで結構楽しいもんですね。

もはや「ゲゲゲの鬼太郎テーマパーク」である

像以外にも、このまちはゲゲゲの鬼太郎で溢れかえっています。

例えば、マンホール
マンホールって、各自治体のご当地キャラとかが描かれていて面白いですよね。

鬼太郎のマンホール。カラーで良いですね。

猫娘、カメラ向けられたらその顔になるんか…

ねずみ男のマンホール。

ぬりかべ!かわいい!でも削られちゃっててかわいそう(´;ω;`)

あと、ベンチもゲゲゲの鬼太郎仕様

お、怖くない顔の猫娘ですね。
ベンチの写真はこれしか撮らなかったですが、他にも鬼太郎Verなどの種類がありました!

水木しげるロード内のお店はほとんど妖怪コラボ。

喫茶店にも妖怪。

神社も妖怪。

がまぐち屋・お箸屋などの雑貨屋さんも妖怪。

食べ歩きグルメも妖怪。(目玉のみは怖い)

もちろん妖怪グッズメインのお店もある。(この日は臨時休業)

特筆すべきは、こちら。

注意喚起も妖怪が出てきます。
(あ、鬼太郎のベンチだ。)
(自販機も妖怪ですね。)

ATMという現代チックな造設物なのに、世界観を崩さない景観・注意書き文。
まち全体が一丸となってゲゲゲの鬼太郎の世界を作り上げています。

こういう工夫、大好きです。

【小話】1時間もベンチに座り続けた理由

サラッと流しましたが、所要時間の項目で「1時間ベンチに座って過ごした」という記述をしました。これについて解説します。ただの小話なので重要ではないです。

水木しげるロードの商店街の一つ、このお土産屋さんの前を通ったときのことです。

「やぁ~っつ↑♪やめときなっ♪」

と、甲高い奇妙な音楽が流れてきました。

そう、目玉おやじの歌声です。
ゲゲゲの鬼太郎のキャラソンCDを流していました。

それがなんとも可笑しくて、でも独特なメロディで、一瞬で虜になってしまいました。
しかし、その瞬間に曲は終わってしまいました。
終盤だったのでしょうね。

あぐ
あぐ

これは是非フルVerを聴きたい!!

そう思った私は、スピーカーの真下にちょうどベンチがあることに気が付いたので、ここでキャラソンのアルバムが一周してもう一度目玉おやじの曲になるまで待とうと決めました。

なかなかクレイジーですよね笑

まぁ数十分で一周するだろうなと高を括っていたのですが…

鬼太郎、ねこ娘、ねずみ男、一反木綿、砂かけ婆などなど、たくさんのキャラが歌いまくっていました。

こうしてベンチで待つこと約1時間、
遂に目玉おやじの曲!!

待ちわびただけあって、最高の曲でした。
Youtubeで探しても見つかりませんでした。
ここで聴けて本当に本当に良かった。
※あと一反木綿の曲も個人的に好きでした。

文章じゃ伝わらない話で恐縮ですが、とても良い思い出ができました。

「こうすればよかった…!」な3つのこと

初めは全然興味なかったのに、ゲゲゲの鬼太郎の世界観をとても楽しませてもらいました。

でも、最初に興味がなかったからこそ、「もっと調べておけば良かった!!」ということがいくつかあったので、皆さんが同じ思いを持たないようにお伝えしておきます。

スタンプラリーをすれば良かった

水木しげるロードでは、スタンプラリーが楽しめます。

境港観光ガイドHPより引用。定価500円(税込)。

詳細はこちら→(境港観光ガイド・水木しげるロードの遊び方

スタンプ場所はなんと35か所。
スタンプラリーって精々10個くらいのイメージですが、めっちゃある。

まちを歩いていると、その存在には気付いたのですが…

あぐ
あぐ

まぁゲゲゲ詳しくないしw
別に買うほどじゃないっしょw

と、愚かな考えでした。

しかし、まちを歩くうちに気になってきて、帰宅後に調べてみると…

  • 全面フルカラー印刷で122ページの大ボリューム!!
  • 種類豊富な妖怪たちの詳しい解説が読める!!
  • 水木しげるロード内の177体(そんなにいたのか)の像の配置が掲載!!
  • 記念写真を貼るスペースや絵日記を書くスペースなど、これ一冊が旅の思い出になる!!

などなど、魅力たっぷりの一冊ではありませんか。

あぐ
あぐ

これやっておけば良かった…(´;ω;`)

次に来たら必ず買います。

夜の時間にも来れば良かった

こちら、スタンプラリーについて調べたときにわかったのですが…

境港観光ガイドHPより引用。

夜のライトアップ、めっちゃ見応えありそう。

ライトアップって、ネオン輝く鮮やかな色合いのイメージが強いですよね。
でも、ここのライトアップは一味違う。

不気味さ、妖しさが漂う珍しいライトアップです。
これは是非とも一目見たかった!!!

私は午前~お昼までの滞在でしたが、
午後~夕方、あるいは夜の滞在がおススメかもしれません。

水木しげる記念館は令和6年4月にリニューアルオープン!

水木しげるロードの目玉の一つに、「水木しげる記念館」があるんですよ。

で、こちらは建て替え工事のため2024年4月までは休業中です。

実はこれは事前に知っていました。
でも旅行計画の段階では「まぁ詳しくないしいっかw」という愚かな考えだったので気にしてなかったのですが…

せっかく鳥取まで来たのなら、行ければ良かったのにな。

と思います。
うん。水木しげるロードを通してゲゲゲ好きになっちゃいましたね。

もし「いつか境港に行こうかな~」という方がいれば、2024年4月以降ならもっと楽しめると思いますよ。

編集後記

いやぁ、思っていた以上に面白かったです。

水木しげる記念館は入れなくて残念でしたが、「妖怪楽園」という無料エリアは楽しむことができました。

無料で入れるので万人におススメです。

フォトスポットや妖怪ラテ・お土産屋があります。

実物大?のぬりかべ!!壁ドンしてきました。ぬり壁ドン。

入口の妖しい雰囲気が好き。

一反木綿に乗って写真が撮れます。

小屋に入って記念撮影もできます。

ゲゲゲの鬼太郎を1mmも知らないまま訪れましたが、とても楽しむことができました。

むしろゲゲゲの鬼太郎に興味が湧くようになりました。

というか、スタンプラリー・夜のライトアップ・水木しげる記念館のためにもう一回行こうかな?と割と本気で考えるくらい良かったです。

鳥取観光、特に米子周辺を観光する場合は一足伸ばして境港に来ることをおススメします。
今回の記事が誰かの役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました✨

うーん、このサイズ感はやっぱり怖いな笑

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