今回は茨城県にある水族館、アクアワールド茨城県大洗水族館に行ってきたのでその様子をご紹介します。
- 車が運転できない場合のアクセスはどう??
- 館内の所要時間はどのくらい??
- 見どころは何??
これらが解決する内容になっておりますので、ぜひ行く前の参考にしてください✨
思っていたよりもボリューミーで長居してしまいました!
アクアワールドの基本情報
私はペーパードライバーなので、毎度のことながら公共交通機関でのアクセスについて解説します。
公式の案内によると那珂湊駅or大洗駅からバスで来るしかなさそうです。
那珂湊と大洗、どっちからが良いの?
と聞かれた場合は旅程によるという解答になるでしょう。
国営ひたち海浜公園を観光するなら那珂湊経由、
大洗磯前神社を観光するなら大洗経由が良いです。
私が利用したのは那珂湊駅経由!しかし…
今回私が利用したのは那珂湊経由です。理由はひたち海浜公園でネモフィラをみた後に水族館に向かったから。
この場合、お金も思い出もお得に移動できる方法があるのでぜひ参考にしてください↓。
しかし、那珂湊経由の場合はご注意いただきたい点があります。それは…
土日祝日ダイヤのバス、本数が全然ない!!
こちら↑は平日の那珂湊→アクアワールドのバスのダイヤ。午前・午後も1時間に1本はありそうですね。
一方こちら↑は休日ダイヤ。10:00を逃すと次は15:35発!?いや、水族館の最終入館は通常16:00なんですけど…
※引用元:http://bus.ibako.co.jp/timetable/
午前中にひたち海浜公園を楽しんで、午後に水族館に行こうと思っていたのに大ピンチです。やはり車がないと観光できないのか…(´;ω;`)
観光客が賑わう休日こそ本数を増やしてほしいものですが、これは消費者側の意見。働き手側からしたらそりゃ休日は家族サービスとかしたいですもんね…。
バスがダメなら歩けば良いじゃない!散歩のすゝめ
でも実際どうしようか。タクシーは金銭的事情で使いたくないし。暫く地図を見ていると…。
ん?この距離なら歩けるんじゃね?
距離は2km、徒歩30分。歩くのは嫌いじゃないので、散歩がてら徒歩で向かうことにしました。
途中にある湊公園の展望台からアクアワールドが見えます。大きな橋(海門橋)を渡るルートです。
海門橋を渡る前はひたちなか市。橋を渡ると大洗町です。
橋には数種類のお魚イラストがありました。他にどんなお魚が居るかはその目で確かめてみましょう。
橋の上からの眺めも良い。どこまでも続く太平洋が広がっています。
那珂湊駅から無事、徒歩にて到着。所要時間はやはり30分でした。良い運動になったな~。
午前中にひたち海浜公園を散歩した後の話です。この後、水族館内をまた歩き通します。バスの時間を気にしなくて良い徒歩移動は普段から歩き慣れている人にはオススメです。
ちなみに私は帰りも徒歩で那珂湊駅まで戻りました。さすがに帰りは少し疲れたかも?
普段からよく歩くようにしていると、こういうときに役立つね。
私の滞在時間は、
水族館のみで2時間30分
お土産購入&軽食込みだと3時間30分
でした。
説明文はサラッとできる限り読み、推し生物の前では少し長居し、途中座って休憩を挟むなどしてこの時間です。
正直2時間以内で全部終わるっしょ。
と予想していたので思ったより滞在してしまいました。それだけ充実した展示であったと思います。
気になるお値段についてですが…
料金は大人2,300円です。
WEBでも購入できます。WEBの方が安い!とかではないですが、スムーズに入場できるのでWEBで事前購入することをおすすめしておきます。
価格は規模感からは相場通りかな、という感じ。推しが居たので個人的にはプライスレス!
アクアワールドの中身をレビュー!
それではお待ちかね、アクアワールドの展示内容について忖度なしでレビューしていきます!
アクアワールドの最大の特徴はサメの飼育種類数が日本一ということ。
サメ好きなら一生に一回は行くべきでしょう。私は「サメ好き」と公言するほどのファンではないですが、カッコイイので普通に好きです。
サメの種類はたくさん居ましたが、やはり目を引くのは「サメ感」が強いシロワニでしょうか。
↑から、アクアワールドに居るサメの種類一覧がわかります。忖度のない感想を伝えると、
「サメ感」があるサメの数は他の水族館とそんなに変わらないかもなぁ…
ということ。サメ初心者ならではの感想ですね。初心者は「サメ感」がないとサメと認識しないのです。(暴論)
しかし!!
やはりサメに力を入れているのか、世界のサメの標本、古代のサメの化石復元、サメの歯、卵などがズラリ。
サメに関する研究資料が豊富で大変勉強になりました。
メガロドンに食べられる記念撮影もできちゃいます。これだけの資料が揃っているのは他の水族館にはない特徴でした。
「サメ感」のあるサメの展示は思っていたよりも少ない。
とは言え、サメの水槽はやはり迫力があって良い。
サメに関する資料が充実しており、知見が広がって楽しい。
皆さんは水族館に何を求めていますか?
私は①推しの生物が居ること②快適空間(適温な室内)であること③休憩できる椅子がたくさんあることetc…ですが、中には
映える写真が撮りたい!
という方も居るのではないでしょうか。
アクアワールドでは、そんな現代のニーズに応えるべく工夫が施されていました。本記事では2つ紹介します。
光と音の演出!IWASHI LIFE(イワシライフ)
入館して序盤に「出会いの海の大水槽」があります。2階に吹き抜けになっており、壁一面が大きな水槽になっているのです。
そこには大量のイワシさん。他にもエイさんやウミガメさんなどが悠々と泳いでいました。
特定の時間になると「IWASHI LIFE」とやらが始まるとか。じゃあせっかくだし見ていくか!
壮大な音楽とともに、大きな水槽がカラフルに変色していきます!
おぉ~、これはインスタ映えする写真が撮れそうだ。シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。
と、ここであぐの忖度なしの感想ですが…
すっごい綺麗なんだけど、物足りない…!!
本当にごめんなさい。目が肥えてしまったんです。
私、意外と水族館大好きキャラでして…そこそこ多くの水族館に行っています。
で、まだ記事は書いていないですが名古屋港水族館に行ったことがありまして。そこでもイワシを使ったショー(?)をたまたま拝見したんです。
そのショーは、エサを使ってイワシの大群を見事にコントロールして「イワシトルネード」を起こしていました。
これがあまりにも美し過ぎて、IWASI LIFEでもう一度見られるのでは!?と期待を高めすぎてしまいました。
いや、IWASI LIFEももちろん綺麗だったんです。でも少し物足りなさを感じてしまいました…!
名古屋港水族館を知っていると物足りなく感じる。
十分インスタ映えする写真が撮れる。
2024年3月リニューアル!くらげ365
幻想的に漂うクラゲは、どの水族館でも映えスポットになりがち。(経験談)
アクアワールドも例外ではありません。
春夏秋冬をイメージした美しい映像とともに水槽のライトも変色します。
透明なクラゲの身体もライトの色によって様変わり。これは撮っていて楽しい変化ですね。
このエリアはアロマも焚かれていて心地よかった。写真ではわからない魅力ですが、快適空間の提供に力を入れていることが伝わります。
また、椅子がたくさんあってゆっくり休憩できます。ボーっと水槽を眺めて、香りで癒されて、かなりリラックスできるオススメポイントでした。
ライトの色変化・美しい映像・良い香り・幻想的なクラゲを椅子に座ってゆっくり鑑賞できる。
過去記事(海遊館編)↓にて力説しましたが、私はタカアシガニが大好きです。
どこの水族館にも居るわけじゃないので、水族館に行くたびにドキドキしながら彼(あるいは彼女)を探しています。
果たしてアクアワールドには居るのだろうか、と期待と不安が入り混じっていたのですが…
無事、発見しました!!\(^o^)/
趣味全開。タカアシガニの写真を貼るだけのコーナー
キャー♡カワイイ♡
見事なフォルム。細くて長い脚。光の角度が絶妙で、影すら美しい。
こんなに近寄ってくれるサービスショットタイム!!
カッコイイなぁ~。カワイイし、カッコイイ。この個体は1枚目の子よりも大きめですね。海遊館に居た化け物レベルではないけど。
さすがに↑このレベルのタカアシガニにはそう簡単にはお目にかかれないでしょう。あ~この子に会いにまた海遊館行きたい。おっと、アクアワールドの話に戻りましょう。
じゅうぶん大きな個体ですよね。ゆったり歩く姿にもウットリしてしまいます。
そしてここでまたしてもカメラの充電がピンチになりました。(海遊館でもタカアシガニを連写し過ぎて充電切れた。)
かなりゆっくりタカアシガニを観察できてとても満足しました。推しって良いですよね。
推し②タスマニアンキングクラブ
一番好きなのはタカアシガニですが、同じくらい大好きな生物が居ます。
タスマニアオオガニ(タスマニアンキングクラブ)です。
甲羅の幅が世界最大級になるカニ。脚が長いタカアシガニ、身体が大きいタスマニアンキングクラブ。どちらもとっても魅力的ですよね。
私の手と比較。なんといってもハサミの大きさが特徴的。とりわけ左右のアンバランスさが推しポイント。不完全な物に美しさを感じるのです。
ちなみにメスはアンバランスではありません。と、いう事で私の推しは「オスのタスマニアンキングクラブ」です。
本当は生きている個体が見たかったのですが…剥製だけでも見られるのは有難いですね。展示されている水族館は少ないのでは??
ちなみに新江ノ島水族館には生きている個体が展示されていました。タカアシガニと背中を守り合うベストショットを撮影できた、宝物の一枚です。
お気づきでしょうが、どうやら私は甲殻類が好きなようですね。
タカアシガニがカワイイ。ずっと見てられる。
タスマニアンキングクラブの剥製が展示されている。
以上が個人的な見どころ3選の紹介でしたが、他にも「イイネ」と感じた見どころをダイジェストで紹介します✨
ウミガメが居ました。水族館に必ず居るわけではないですよね。ウミガメファンの方は安心してアクアワールドにお越しください。
マンボウも居ました。繊細で有名なマンボウが複数個体観察できるのも珍しいなぁと思います。確か海遊館には居ましたね。
水族館に直接関係ないですが、水族館を出たお土産屋さんエリアに「印籠弁当」が売られていました。
帰りの電車で食べるお弁当を探していたので「茨城っぽいしコレにしよう!」と即決。
購入時は16:00だったので、タイムセールが行われていました!!2個で1,500円!1個あたり750円です!!ラッキー!!
帰りの電車で開封。(with駅で買ったヨーグルト。)
丈夫なプラスチックケースの容器なので洗って再利用できそう。良いお土産になりました!
味もめっちゃ美味しかった!!
特に炊き込みご飯がベリーグッド。お米の硬さも絶妙、染み込んだ味も最高。
各種おかずも全て美味しくて大満足。でも、あれ?煮はまぐり入ってなかったような…
でも750円でこんなに美味しくて容器も貰えたのでOKです!!
アクアワールド土産の隠れた名品かもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。
アクアワールドに行ってみた まとめ
サメの雄姿、映えのクラゲ、推しのカニ、美味しいお土産も手に入り大満足でした。
水族館が好きな人は一度は訪れることをオススメします。ただ、バスのダイヤにはくれぐれもご注意ください。
ここでは紹介できませんでしたが、アシカやペンギン、熱帯魚やチンアナゴ等の王道水族もたくさん居ました。あなたの推し生物も見つかるかも?
ひたち海浜公園から比較的近い(?)ので、茨城旅行の行程に加えてみてはいかがでしょうか👋
最後までご覧いただきありがとうございました!
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