皆さんこんにちは。
今回は京都・北山にある「徳造」に行ってみた結果、あまりにも美味し過ぎて連日通ってしまったのでご紹介させていただきます。
京都らしい上品なお店なのに、敷居が高くない!!なんとも丁度良いお店でした…!!
何が食べられるの?メニューを紹介!!
まず紹介したいのが天ぷらセット(2,520円)。
やってきた天ぷら達。お好みで塩か山椒醤油を付けていただきます。
今回は海老・かぼちゃ・シシトウ・キクラゲ・トウモロコシ・茄子がやってきました。
どれもこれもサックサクでアッツアツ。
27歳になったので重めの油に抵抗があるのですが、この天ぷらの衣の軽やかさはお箸が止まりませんでした。
個人的にはシシトウの天ぷらが好きなので、とても嬉しかった~
こんな大きくて立派なシシトウ食べたのは初めてです。
で、私が衝撃を受けた天ぷらが、トウモロコシです。
食べる前までは「ほーん、トウモロコシの天ぷらね~」くらいのテンションだったので、一番目立つ写真が↑しかありませんでした。写真中央の、ゴツゴツしたやつです。
特に何も考えずに口に運んだのですが…
なんじゃこりゃ!?美味すぎる!!
私の中でトウモロコシ史がひっくり返りました。
トウモロコシなんて精々焼いたりバター醤油にしたりで「うん、美味しいよね~」くらいの存在でした。だがしかし。天ぷらにするとこんなに美味しいのか!?
コーンの甘味がかなり引き立ちます。語彙力がなくて上手く説明できませんが、コーンとコーンを繋ぐ衣?なのか生地?なのか分かりませんが、それも絶妙な美味しさ。トウモロコシの美味しい食べ方は天ぷらだったのか。世界の真理が一つ垣間見えた気がしました。
セットでお蕎麦も付いてきます。
「蕎麦と料理 徳造」というお店の名の通り、大将の込めた魂的なものを感じました。たぶん。
結構な量があるな、と小食の私はドキドキしましたが、あまりの食べやすさ・美味しさに一瞬でなくなりました。
実は最初に頼んだのが水茄子浅漬け(450円)。
何を隠そう、私は水茄子の浅漬けが大好き。よくスーパーで購入してご飯のお供にしています。
「本日のおすすめ」に載っていたので、ほう、水茄子好きの私がその味を確かめてやろう。という謎の上から目線で頼みました。
これまた立派な水茄子が出てきました。
まずは一口…ふむふむ…なんか味が物足りない気が…と、思いながら噛んでいると…
みるみるうちに味が広がっていきます!!
なんだ!!最初に謙遜していた味が噛めば噛むほど主張を増していく!!
なるほど、いつもスーパーで買っていた水茄子は消費者好みにするために初めから味が濃い目なのであって、本来はこんな上品な味付けなんだな、と感じました。う~ん、料理屋で出てくる水茄子ってこんなに美味しいんですね。
あ、でももちろんスーパーの水茄子も依然大好きなままですよ。
こちらも「本日のおすすめ」にあった鯖寿司一貫(330円)です。
いや、二貫じゃんとツッコミました。どうやら食べやすいように一貫を半分に切っているようです。
鯖寿司に昆布が巻かれているスタイル。
お醤油ありますか?と聞いたところ、そのままでも美味しいですよ、必要であれば醤油も出します!とのこと。
ほうほう、ではそのままいただきましょう…パクリ…
んまっ!!!
米の粒が立つ、という表現が相応しい状態の、冷たすぎず、熱すぎない、適温なシャリ。
見た目に反して噛み応えのある鯖にもしっかり味が付いていて、醤油は不要でした。
あと切り分けられていて食べやすい!
せっかく京都に来たので美味しいお酒でも飲もうと思い、あなぜ(純米吟醸 京都)950円を注文。
くぅ~~~///
天ぷらや鯖寿司にピッタリ!!
普段は日本酒は熱燗でしか頼まないので久しぶりに冷酒を飲みました。
夏の外を歩いて熱くなった身体に溶けていく、飲みやすい一品。個人的にはアルコール感をあまり感じなかった優しい日本酒でした。
お酒と一緒にお通しがやってきました。
写真一枚目、説明を受けましたが忘れました。(いつもそう。)山芋やシイタケ(だった気がする)や何かにスリゴマがかかった一品。和のおつまみって感じがして好きです。
そして写真二枚目、ジャガイモの冷製スープ。グラスでやって来たので一気にゴクリといただきました。ビシソワーズってやつですね。おかわりが欲しいくらい美味しかったです。
以上が京都旅行1日目のお昼に食べたものたちです。
どれもこれも本当に美味しくて、かなり満腹になりました。
特にトウモロコシの天ぷら、美味しかったなぁ…
さて、京都旅行2日目。どこで昼食を取るか決めていなかった私は、他のメニューも気になったのでまたしても「徳造」に来店しました。
最初に生ビール 熟撰(600円)を注文。
一杯目はビールを頼むことが多い私。
正直、ビールなんて銘柄で味もそんなに変わらないでしょ、と思っていました。
え!?なにこれめっちゃ美味い!!
ビールだよな!?いつも飲んでるビールだよな!?
確かに味はビールなんです。でも、そこはかとなくスッキリした味わい。こんなにゴクッゴクッと全部飲めてしまいそうなビールなんて生まれて初めてでした。炭酸がそんなに強くないのかな?いや、でもしっかりシュワシュワなんですよ。なんでだろう、なんでこんなに美味しかったんだろう…?
ビールの味の違いが分からない27歳男性、遂にビールの違いを学びました。
今後お店で「熟撰」を見つけたら注文してみようと思います。
本日のおすすめに載っていた鯛ちらし寿司(800円)。
一面を鯛で覆われており、その下には温かい酢飯が。
一口食べて、びっくり。美味し過ぎる。
上手い例えとか、表現とかができません。シンプルに美味しい。美味しい鯛のお寿司。そんな感じ。
生ビールと相まって、ぶっ飛びそうなくらいの幸福感がありました。
鯛がまた漬けられているのか醤油がかかっているだけなのか分かりませんが味付け最高。ワサビも最高。
私の中では天ぷら部門においてはトウモロコシが不動の一位ですが、ちらし寿司部門においてこちらの鯛ちらし寿司が一位にランクインしました。おめでとうございます。
京都と言えば、鱧料理のイメージ。これまた本日のおすすめに「鱧の天ぷら(900円)」があったので注文してみました。
こっこれは!?トウモロコシさん!!
なんということでしょう。
「昨日食べたトウモロコシが美味し過ぎて…」という話をしたら、大将のご厚意でトウモロコシの天ぷらも付けていただきました(´;ω;`)
こんな形で再会できるなんて…!!!
嬉し過ぎて、ちゃんとお代とは別にチップを渡しました。
私普段チップなんて渡さない人間なんですけどね(ただのケチ)
鱧の天ぷらは、身がふっくらして、胃に重くないサクサクな衣に包まれて、絶品でした。
トウモロコシは言わずもがな。泣きながら食べました。
トウモロコシの天ぷらとの再会に舌鼓を打っていると、夜メニューにだし巻き卵がある話を聞きました。
なるほど、このお店で出てくる卵焼きはどんなものだろう、と好奇心でちゃっかり頼んでみました。
こちらがだし巻き卵(750円)。
デッカ!!想像の4倍くらいデカかったです。
驚くべきはその大きさではなく、プルプル感。
お皿を少し揺らしただけで「ぷるんっ♡」と揺らめく卵焼き。
甘すぎない、関西風のだし巻き。だし巻きの究極形態って感じでした。
どうやって作ったらこうなるんだろう…
ちょっと家で練習してみたくなりました。
最後に注文したのが、鴨南蛮蕎麦(1,760円)。
こんなに鴨肉が入っているの!?
と小食の私はまたビビりましたが、全て美味しくいただきました。
鴨肉を食べる機会なんてそんなにないですが、あの独特の臭み?がなく、チャーシューと鶏肉の中間のような、何にも比喩できない、上品なお肉でした。
あとメインではないですがネギも味が濃くて美味しかったです。
京都だから九条ネギとかなのかな?詳しくは全くわかりませんが。
これだけ食べたらもうお腹はパンパン。
夜まで満腹感が止まりませんでした…!!!
どこで食べられるの?お店の基本情報
お店は北山駅の4番出口を出て右にまっすぐ進むだけで着きました。
京都駅から北山駅までは地下鉄で15分くらい。
地下鉄なので、地下鉄・バス一日乗車券のカバー圏内なのも嬉しいところ。
こちらがお店の外観でした。
いかにも京都っぽい良い雰囲気。
でも一見さんお断りだったらどうしよう…
ちょっと入るのに勇気が必要かも…
と思いかけましたが、これを見て安心。
お店の外にメニュー表と料金が提示されているので、お財布と相談して入ることができました。
お店の外に案内があるタイプのお店って安心して入りやすいですよね。
お酒と共にお通しをいただきました。
一日目の分は写真で紹介していますが、二日目の分は写真を撮り忘れました。(一日目とは違うお通しでした。日替わりなのかな?)
こういうところのお通し代っていくらなのかな?
とさり気なくレシートを見たら…お通し代がありませんでした。
まぁビックリ。じゃああれはお酒代に含まれているのかな?
ジャガイモの冷製スープめっちゃ美味しかったけどあれも無料なの…?
お会計はキャッシュレス決済可能です。
このようなお店って現金のみが多いじゃないですか。(偏見)
個人的には「現金をあまり持たずにフラフラ~と立ち寄れる」という安心感で入店のハードルが下がります。
編集後記
さて、今回は京都の一人旅でお世話になった料理屋を紹介しました。
次回以降はその一人旅の記録を紹介していこうと思います。
この「徳造」、個人的に良かった点がもう一つ、お昼時なのに店内がとても空いていることでした。
どうやら最近オープンしたばかりらしく、まだ知名度が低いのだとか。
なので、ここが「穴場」であるうちに皆様もぜひ行ってみてください。私も今度は夕食で立ち寄りたいなと考えています。
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