超危険!?断崖絶壁の絶景“東尋坊”に行った感想

皆さんこんにちは。
今回は福井県が誇る名勝・東尋坊について、行きたてホヤホヤの鮮度が高い感想をご紹介します。

こんな人におススメの記事です!

東尋坊が気になっている

最大のスリルを味わってみたい

若いうちに行きたい観光名所を探している

東尋坊を訪れた2日後、興奮冷めやらぬ状態で「東尋坊に実際に行ってみて、どうだったのか?」を素直にレポートしていきたいと思います。

あぐ
あぐ

結論を先に言うと「マジで危険だけど、だからこそ見応えが分厚かった!」という感想です!

まず、とにかく、危険度を伝えたい

東尋坊ってこんな場所

まずはこちらの写真をご覧ください。

まぁ…素敵な景色…///

ゴツゴツした岩肌。
薄青の空。
一直線の水平線。

うっとりしてしまいますね。
波打ち際で撮影したのかな?と思える一枚ですが…

写真の赤丸印から撮りました。
人間のサイズからお察しの通り、

断崖絶壁の先端にできるだけ近づきました。

あと5歩進めば真っ逆さまです。

東尋坊はこんなスリリングな場所でした。
では、実際の順路と共に画像付きで詳しく説明します。

東尋坊観光のレポート

まずはスタート地点。海岸線まで歩いて数分の小道を進みます。

道の両隣に飲食店や軽食店、お土産屋さん等がズラリと並んでいました。江の島に入ってすぐの、江の島神社の鳥居までの上り坂をイメージしていただければ雰囲気は伝わるかと思います。

小道を抜けると、急に視界が開けて海が見えました!!
実はこの時、この5分前くらい土砂降りの大雨だったのですが、私の晴れ男パワーで日が差してきました。

東尋坊であることを伝えるオブジェ。
並んでいる観光客同士でカメラを交換して、仲良く記念撮影しました。
こういうところで生まれる団結感、良いですよね。

そして、見下ろすと絶景。

あぐ
あぐ

こんなワイルドなところ初めて来た!!

キレーーな水平線!!
ピシッと真っ直ぐ。空と海の境界。
青空になって本当に良かった。

芸術的な岩の削れ具合。
何十年、何百年、いや、何千年もの時を経て、この姿になったのでしょう。

それにしても驚くべきは、立ち入り禁止等で規制されていないこと。
え、本当にこれ大丈夫なの?
大雨の直後、岩は滑りやすいはず。

自己責任という言葉の重みがスゴイ。
一歩間違えれば、怪我じゃ済みません。

お兄さん、それ以上一歩でも進むと…!!!

でも、分かります。
分かってしまいます。
危険だとわかっていても、そこに行ってみたい気持ち。
人間の好奇心。
理性と本能がせめぎあいます。

お兄さんより1歩手前までですが、行ってしまいました。
本当に危ない。でも、そこの景色が見たい。
細心の注意を払って、ゆっくり歩みを進め、
移動に集中して、乗る岩を考えて…
そして辿り着いた場所からの、この景色。
なんて、なんて素晴らしい…

この時間、アドレナリンがかなり出ていたことでしょう。

冒頭のこの写真、実は続きがあって…

もっと、ギリギリを攻めました。

本当に本当に、気を付けて行動してください。
岩が崩れたら、足を滑らしたら、もう終わりです。

でも、ここから見る生の景色は、

今までみたどの景色よりも美しかったです。

さて、写真も撮ったし中側に戻ろう。
せっかくだし、ここから後ろを振り向いた写真を撮ろう。

と、シャッターを切った、まさにそのとき。

ご年配の方が足を滑らせて転倒してしまったようです。

私もすぐさま駆けつけました。
(↑駆けつけるのも自分が危ないので要注意だったなぁ…)

腰から持ち上げて、ゆっくり安全な場所に連れて行きました。
幸い打ち所が良く、意識もハッキリとされていたので、
安全な場所からは同伴の方と帰って行きました。

重ねますが、本当に足場が悪いです。
岩と岩の隙間が大きいです。
足を取られて転倒しますし、捻ります。

頭を打ったり、場所によってはそのまま下に…

ということも十分あり得る話だと思います。
本当に、本当に、ベストコンディションの時に来てください。

さて、続いて、隣の島?に移ることにしました。
写真赤丸印のところに行ってみると、そこは更にスリリングな場所でした。
その写真が…↓↓

こちら。

心臓バクバクでした。
でも、せっかく来たのだから、そこからの景色が見たい。という衝動に駆られて撮ってきました。

撮影中の様子を撮影。
これ私の背中です。頼もしい背中でしょう?
こんな風に、しっかりと岩を掴んで移動しました。

人が写るとその臨場感が伝わるでしょうか。
もう人生でこんな場所には来ないでしょう。
今冷静に考えたら危なすぎる。

せっかくなので記念撮影。
これだと高さが分かりませんが、青い服のお兄さんの位置から察するに、このまま一歩後ろに下がったら人生終了なギリギリ写真です。

こうして私の東尋坊観光は幕を閉じました。
人生の幕が閉じなくて本当に良かった。

東尋坊の基本情報

ここまでで伝えたい事の90%は伝えました。
あと語るとしたら「どうやって東尋坊ができたのか」「東尋坊の歴史」等でしょうが、ググればたくさん出てくるので省略します。

「アクセスはどうか」「所要時間はどうか」「一人の感想として、行く価値があるのか」という、実際に行った者の事実・感想をお伝えします。

東尋坊のアクセスってどうなの?

私はペーパードライバーなので公共交通機関でしか移動できません。
公共交通機関利用の場合はいくつかルートがありますが、福井駅から大体1時間10分くらいかかります。

うーん、決して良くはないアクセス。
あと、バスは30分に1本くらいの間隔。
公共交通機関しか利用できない人はしっかりと時刻表を調べてから行きましょう。

東尋坊の所要時間ってどのくらい?

東尋坊の所要時間、私はバスで東尋坊駅まで来てから帰りのバスに乗るまでピッタリ1時間でした。

1時間あればザックリ見学できます。
「東尋坊に行ってきた!!」と言えるくらいは楽しめます。

ただ個人的には、もうちょっとゆっくり滞在できるかも。という感想。
正直、「崖からの景色をチラッと見て帰るだけだしすぐ終わるだろ~」くらいの感覚で訪れましたが、実際に行ってみると「もっとあっちからの景色が見たい!」「下の方まで進んでみたい!!」と思えてきます。

崖上だけでなく、岩場をつたって下まで行ってみたい場合・東尋坊タワーや東尋坊観光遊覧船を楽しみたい場合は2時間くらい見積もっても良いかもしれません。エアプですけど。

東尋坊って行く価値あるの??

はい。これは本当に主観です。
個人の意見です。個人の意見では、

行く価値が大いにあったと思います。

正直、今回の福井観光で一番印象に残りました。
一番最初に記事を書くくらいですもの。

でも、よく考えてください。

  • 福井駅からの往復だけで2時間30分くらいかかる
  • 移動+観光を含めるとほぼ半日かかる
  • 超絶危険地帯
  • 天候が悪かったら危険度上昇、観光どころではない
  • でもそこからの景色は想像を絶する美しさ

これらのことを考慮して、それでもなお行きたいと思うかどうか、です。

あと老婆心ながらアドバイスをさせていただくならば、

  • 行くなら足腰が丈夫な若いうちが良い
  • 体調不良の日は行かない方が良い
  • 高所恐怖症にとっては罰ゲーム
  • 体幹に自信がなければ無理して先端に行かない

ということを伝えておきます。
スカイダイビングやバンジージャンプくらい、死のギリギリを体感できてしまいます。(両方未経験だけど。)
もし行く場合は細心の注意を払って、自己責任で、景色をお楽しみください。

本当に感動的な景色でしたよ

なぜ魅力的なのか、分析してみた

なんでこんなに魅力的だったのでしょうか。
記事を書きながら思考を整理して、何となくわかりました。

記事内でも触れた通り、アドレナリンがたくさん出ていたからではないかな、と思います。

私の人生において、ここまで危険なことをしたことがありませんでした。一方で、私は高いところが好きですし、体幹には自信がありますし、好奇心は人一倍旺盛ですし、行動力もある方だと思います。

「この先は本当に危険だ」
という感情と、
「この先の景色はどう見えるだろうか」
「私なら、行けるかもしれない」(←この思考、超危険)
という好奇心が湧き出て、ぶつかり、手に汗握りながら前へ前へと進み、そして辿り着いた場所からの景色。「景色」の美しさは勿論なのですが、そこに辿り着くまでの過程・乗り越えた恐怖からの達成感が、更に景色を美しく彩っていたのではないでしょうか。

岩の先端まで行って、戻るときも決して油断しないでください。
戻るとき、背面(海岸側)から謎の引力を感じます。(超個人的感想)
先端に向かうときよりも危ない気がします。
絶対に這うように前傾姿勢で移動してくださいね。

今回の東尋坊観光で、私はリスクに見合うリターンを感じました。
万人におススメできる訳ではないですが、安全に十分配慮して、興味があればぜひ行ってみてください。

本記事で散々脅しましたが、実際には小さい子も(当然親としっかり手を繋いでいますが)そこそこ先端を攻めていたので、必要以上に警戒して、観光先候補から外すのは勿体ない気もします。

あと、先端を攻めなくても十分に美しい景観が楽しめます。
安全な場所から、日本の名勝・国の天然記念物「東尋坊」の絶景を拝みに行ってくださいね♪

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