2024年3月1日から、ぷらっとこだまは新しくなりました。3月1日に早速利用した私が新ぷらっとこだまの注意点や旧ぷらっとこだまとの違いをご紹介します。
トラブルが発生し、危うく乗り遅れてしまうところでした…!
対処法も併せて紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
- 新ぷらっとこだまを初めて使う
- 旧ぷらっとこだまとの違いが知りたい
- 1ドリンク引換券が使えなくて困っている
新ぷらっとこだま利用時の注意点と解決方法
新ぷらっとこだまのサービス開始日である2024年3月1日に早速利用したところ、1ドリンク引換券まわりでトラブルが発生しました。乗車ギリギリで発生する前に本記事で予習しておきましょう。
1ドリンク引換券「チケット利用」がタップできない…?
後述しますが、乗車券も1ドリンク引換券もチケットレスになりました。
予約後に確認すると、こんな画面になります。
ふう。予約して一安心。しかし、画面をよく見ると…?
「チケット利用」がタップできません。どうやったら使えるようになるんだ?
解決策:当日になれば押せる
単純な話でした。当日になればタップできるようになっています。1ドリンク引換券の利用期間が「乗車日から1か月間」から「乗車日当日のみ」に変更になったため、当日のみ利用できるようタップ制限をかけているのではないでしょうか。
しかし超心配な私は事前に使い方をシミュレーションしておきたい派。予約してから当日まで、「ちゃんと当日には押せるよな…?」とドキドキしてしまいました。
心配性の皆さん、ご安心してくださいね。
「チケット利用」をタップすると「不正な予約情報です。」と出る場合
さぁ、いざ当日。
「チケット利用」が押せるようになりましたね!!
早速ウキウキでタップしてみました。
え、なにこれ?
「不正な予約情報です。」というエラーメッセージが出てきてしまいました。
エラーコード:MSWSCD243
エラーメッセージの「OK」を押すとこんな画面に飛びます。はて、ログインは今やったばかりなんだけどな…
解決策:ログインし直せばOKだった
「操作しなおしてください」というメッセージのとおり、一度画面を閉じて再度ログイン後、「チケット利用」をタップしたら開くことができました。
なんだ、ビビらせおって。原因は不明ですが、こうなったら落ち着いて再ログインしましょう。
1ドリンク引換券のQRコードが読み取れない…!?
「チケット利用」をタップしたらこの画面になるはずです。
画面上部をタップすると、次↓のような画面が表示されます。
画面真ん中の「使用する」を押すと専用のカメラが起動するので、お店に掲示されているQRコードを読み取るのですが…
正直一番焦ったのがこのハプニング。お店でQRコードをかざしても、スマホが読み取ってくれない!!
7:57発の新幹線に乗るのですが、時刻は現在7:50。やばい。ぷらっとこだまの最大の欠点は乗り遅れたら終わり(払い戻し・変更不可)ということです。
近づけたり、遠ざけたり。QRコードを常に画面に写しているのに、全く反応しません。どうしよう。
解決策:QRではなく番号を手動入力しよう
画面をよく見ると、「QRコードが読み取れない場合は…」とあるではありませんか!
この指示通り、画面左下の謎のマークをタップしました。
この先の画面はスクショを撮る余裕が全くなかったので文章のみで解説します。
タップ後、番号を入力する画面が現れます。そこに、お店掲示のQRコードの下にある何桁かの英数字を入力しましょう。確か最初2字くらいの英字をプルダウンで入力し、あと数桁を数字で手入力したと思います。
7:55、やっと利用完了!じゃがりこも同時会計していたので、この後に急いでじゃがりこ分の支払いを行いました。時刻は7:56。あと1分!!ホームを間違えないようによく確認して、急いで新幹線に乗りました。
あっぶねぇ。マジで。
ぷらっとこだまで乗り遅れたらただの損失です。本当にギリギリ回避できました。
皆さんは早めにドリンクを引き換えておいてくださいね。
旧ぷらっとこだまとの違いは??
続いてはぷらっとこだまの新旧比較をしていきましょう。変更点については公式HPが一番見やすいと思います。
引用元URLはこちら(JR東海ツアーズ公式)です。この一覧で一目瞭然ですが、本記事では補足の説明をしていきます。
チケットレスで便利になった
最大の変化がチケットレスになったこと。
今までは乗車券・ドリンク引換券ともに券売機での発券が必要でしたが、新ぷらっとこだまからは不要になりました。
私の場合、近所に発券できる券売機が無かったの毎回東京駅で乗車前に発券していました。地味に手間だったので個人的には大歓迎です!
一方で、自身のICカードに紐付ける必要性や上述のドリンク引換券まわりでの不具合も発生することがあり、あまりスマホが得意でない方はハードルが上がったかもしれませんね。これがデジタルデバイドってやつか…。
改札口を通るとこんな券が排出されました。自分の席はこちらでも確認できますね。
ICカードを指定しておこう!
予約確認画面から、自分が使うICカードの登録をしておくと便利です。当日はそのICカードを改札機にタッチするだけで入場できます。
私は最近モバイルSuicaを導入したのですが、これが非常に便利。スマホをかざすだけで新幹線に乗れる時代です。近未来的な気分を味わいつつ荷物も少なくなる(ICカード1枚分だけど。)のでおすすめです。いつかモバイルSuicaの解説記事も書きたいなぁ。
ICカード指定の際に番号を入力するのですが、物理カードの場合は券面の裏面・モバイルSuicaの場合はアプリ>会員メニューから確認してください。
Suica利用の場合、詳しくはこちら↓
他のICカードも大体同じですが、丁寧な解説が欲しい場合は「(ICカード名) IC番号 確認」で検索しましょう。
座席指定ができるようになった
また、座席は自分で指定できるようになりました。
これは大きなメリットだと思います。旧ぷらっとこだまでは、A~Dシートの希望までしかできませんでした。なので、隣に人が居るのかどうかは完全にランダムでした。
過去に一度、車両内はめっちゃ空いているのになぜか隣に強面のオジサンが来たことがあり、ドキドキの4時間を過ごしました。
しかし新ぷらっとこだまでは座席表から席指定可能に。予約時点で、隣に人が居る席を避けることができます!
まぁ自分の予約後に隣の席を予約された場合は諦めましょう。
会員登録が必要になった
これが唯一のデメリットでしょうか。今までは会員登録なしで利用できましたが、新ぷらっとこだまはEXサービス会員の登録が必要です。
「スマートEX」であれば無料で登録できます。デジタルに慣れている方々は余裕で登録できます。デメリットにすら感じないでしょう。しかし、デジタルが苦手な人にとっては利用のハードルが少し高くなったことでしょう。
とはいえ、一度登録さえしてしまえば次回以降はログインするだけでOKです。最初だけ頑張って登録してくださいね。
若干の値上げがされた
あ、しれっともう一つデメリットがありました。
地味に値上げがされています。具体的に比較してみましょう。
区画 | 旧ぷらっとこだま料金 | 新ぷらっとこだま料金 |
---|---|---|
東京~大阪(普通車) | 11,100円 | 11,210円 |
東京~大阪(グリーン車) | 12,300円 | 12,470円 |
東京~名古屋(普通車) | 8,800円 | 8,810円 |
東京~名古屋(グリーン車) | 9,600円 | 9,720円 |
東京~大阪間と東京~名古屋間で比較するとご覧のとおり。
10円~200円前後で微増しています。まぁ通常指定席に比べたら圧倒的に安いことに変わりありません。時間の都合と料金をじっくり考えて、適した手段で移動するようにしましょうね。
新旧どっちが良い?利用した感想
実際に利用してみて、新ぷらっとこだまの方が総合的には良いかなと思いました。
会員登録の面倒さは初回のみ。料金の値上げもそこまで大幅な金額ではありません。1ドリンク引換券のQRコードが上手くいかなくてめちゃくちゃ焦りましたが、解決策も用意があって助かりました。
個人的には座席表から席の予約ができるようになったこと・事前に発券をしておく必要がなくなったことのメリットの方がデメリットを上回りました。
今後も、時間がかかって良い移動をする際には新ぷらっとこだまを利用します。
新ぷらっとこだまの利用をお考えの方は、本記事を参考にぜひ利用を検討してみてください。安価でグリーン車体験ができる良い機会だと思いますよ✨
そもそもぷらっとこだまって何?グリーン車ってどんな感じ?という疑問が生まれた方はこのままこちら↓の過去記事もご覧くださいね。