韓国の交通カードはT-moneyでOK!バス・地下鉄の乗り方も実体験で解説

韓国のバス・地下鉄に乗るには交通カード(日本でいうSuica、PASMOのようなもの)が必須です。

日本のSuica、PASMO、ICOCAは正直そこまでの大差がありませんが、韓国の交通カード「T-money」「気候同行カード」「WOWPASS」はそれぞれ特徴が異なります。「結局どれをどこで買えば良いの!?」と悩んでしまいますよね。

そこで本記事では、私なりの交通カード最適解と韓国でのバス・地下鉄の乗り方を徹底解説します。

この記事を読めば、なぜ私がT-moneyカードを選んだのか・どこで入手できるのか・どのように乗車すれば良いのかがわかります。バスや地下鉄の乗り方でうっかりルール違反をしないためにも、初めて韓国に行く方はぜひ最後までご覧ください。

あぐ
あぐ

初めての韓国だったので、T-moneyを入手するにも大冒険でした…笑

韓国の交通カードの特徴・違いをサクッと一言で解説

私の結論としては「迷ったらT-moneyでOK」ですが、ここでは代表的な韓国の交通カードを3種類ほど紹介します。

ザックリとした違いだけでも頭に入れておくと、旅行中の悩みのタネが減りますよ☺

「T-money」は、ほぼSuica

私が推薦する「T-money」は、日本でいうところの「Suica」だと思ってください。

自分で任意の額をチャージして、電車やバスだけでなく、コンビニでも決済手段として使えますよね。まさにそのままの機能です。シンプルでわかりやすい!

T-moneyのチャージ機
T-moneyをチャージする機械は地下鉄の改札にあります。

デメリットを挙げるとすれば、残金の確認はアプリを入れるか通過時の改札で確認するくらいしかないということでしょうか。

あぐ
あぐ

残金は改札通るときに見るだけで十分だと思っています。

「気候同行カード」はソウル市内の乗り放題券

「気候同行カード」はソウル市内で使える電車とバスの乗り放題券です。

まずはカード本体を購入(3,000ウォン)した後に、必要な分だけの◯日券をチャージします。

  • 1日券: 5,000ウォン
  • 2日券: 8,000ウォン
  • 3日券: 10,000ウォン
  • 5日券: 15,000ウォン
  • 7日券: 20,000ウォン

1日で4回以上、地下鉄やバスを利用するならお得になるようです。

しかし私は、その日にどのくらい地下鉄・バスを使うか決めていなかった(気ままな観光をする予定だった)ため、こちらは購入の選択肢から外しました。もしかしたらソウルから出るかもしれなかったし…?

1日4回以上でお得になるのはあくまで◯日券のチャージ分です。最初の1回目はカード本体のお金もかかるので、その点も加味してお得かどうか考えましょう。

「WOWPASS」はプリペイドカード+Suica機能

「WOWPASS」はプリペイドカードの機能とT-moneyの機能が一つになったカードです。

韓国旅行の情報を集めているとこちらのカードがおすすめされていることが多いですが、個人的には以下の3つの理由からWOWPASSは選びませんでした。

  • クレジットカードで支払うつもりなのでプリペイド機能は要らないと感じた
  • カードは1枚だがプリペイド分と交通分でチャージ先が異なるのがややこしい
  • 現金の払い戻しやクレカからのチャージにはアプリが必要

特に②は要注意です。プリペイド用の残高に十分な金額が入っていても、交通用残高の方にお金がチャージされていなければ交通用カードとしては利用できません。

スマホアプリを使うことで、同じカード内のプリペイド残高から交通用残高に移すことはできるようですが…私はアプリ操作もややこしそうなので敬遠してしまいました。

私が「T-money」を選んだのは『一番わかりやすい』から

購入したT-money

それぞれのカードの特徴はご理解いただけましたでしょうか。これらを踏まえ、私は一番シンプルでわかりやすいT-moneyを選びました。

アプリを入れる必要もないし、必要分だけチャージすれば良いし、万が一紛失しても損害はチャージ分のみ。

T-money支払いができないお店は基本的にクレカを使えばいい、という考えです。(そもそもT-moneyは交通利用のみ、と割り切っていました)

あぐ
あぐ

自身の韓国旅行の行程を眺めながら、最適なカードを選んでくださいね!

【体験談】T-moneyを使いこなそう!基本情報を解説

基本をおさらいしたところで、ここからはT-moneyの購入から使用方法まで順番に解説していきます。

T-moneyは空港よりもコンビニの方が安かった

基本的にT-moneyは韓国内で簡単に入手できます。一番最初に買う機会があるのは空港でしょう。

私は仁川空港を利用しましたが、そこにも日本語表示が選べる自動販売機がありました。LINEのキャラが券面に描かれたデザインで、カード本体の値段は5,000ウォン。

仁川空港で発見したT-moneyの自動販売機

私は初日にT-moneyを使う予定がなかったので、ここでは購入を見送りました。翌日、ホテルの最寄り駅から地下鉄に乗車する前に購入することしたのですが…

最寄り駅にはT-moneyのチャージ機があるものの、空港で見たようなカード本体の券売機が見つかりません。私はGoogle翻訳を片手に、近くにあった薬局の店員さんにT-moneyを購入できる場所を聞いてみました。

すると、目の前のコンビニ(GS25)で購入できることが判明。GS25のレジに並び、店員さんにT-moneyを購入したい旨を(Google翻訳で)伝えると↓の張り紙を指さして「No.1?」と聞かれました。

GS25で購入できる交通カードの種類

こうして無事、T-moneyを購入できました。お値段は3,000ウォンなので、空港よりも安い!券面デザインもシンプルなもので、私はこちらの方が好みです。ラッキー♪

とりあえずコンビニ(GS25)のレジに手ぶらで並び、T-moneyを購入したい意思を伝えてみましょう。近くにT-moneyの張り紙があればそれを指させば伝わりやすいと思います。

あぐ
あぐ

せっかくの海外旅行なんだから、勇気を出してコミュニケーションを取ってみてくださいね!

チャージは機械で簡単!日本語にも対応

T-moneyのカード本体を手に入れたら、まずはチャージが必要です。

改札前にはチャージ機があり、こちらも日本語表示を選択できるのでかなり簡単にチャージすることができました。

T-moneyチャージ機の言語設定

私はT-moneyを利用したのは2日間ですが、ここで1回10,000ウォンをチャージしただけで乗り切りました。韓国の公共交通って安い!

最終日に3,800ウォンくらい残っていたので、空港のコンビニでお土産をT-moneyにて購入しました。交通だけでなくコンビニでも使えるので便利♪

T-moneyの使い方と運賃計算のルール

T-moneyを改札にタッチした様子

T-moneyの使い方は至ってシンプル。バスや地下鉄改札でピッとタッチするだけでOKです。タッチした瞬間に『今回引かれた額』と『残高』が表示されます。

運賃計算のルールはやや複雑ですが、私なりに情報を整理すると↓のとおりです。

ソウル市内交通の運賃計算ルール概要
  • 基本運賃は、地下鉄1,550ウォン・ソウル循環バス1,400ウォン
  • 移動距離が10kmを超えると徐々に料金が加算される
  • 地下鉄とバス、または運行系統が異なるバス同士を乗り継ぐ場合、それぞれの基本運賃を二重に支払う必要はなく、全行程を単一の旅程とみなして通算距離で計算する
  • 旅程全体で請求される総運賃の基準は「利用した交通手段の中で最も高い基本運賃」

※2026年9月時点での内容になります。

【ルール④について補足】

例えば基本運賃1,400ウォンの循環バスに乗車した後に1,550ウォンの地下鉄へ乗り換えた場合、地下鉄の乗換改札機を通過すると差額の150ウォンが引き落とされ、旅程全体の運賃が地下鉄水準へと補正されます。


逆に地下鉄から循環バスへ乗り換えるケースでは、既にバスの基本運賃(1,400ウォン)を上回る1,550ウォンが最初の改札入場時に引き落とされているため、バス乗車口でのタッチ時に追加課金は発生せず、引き落とし表示には「0ウォン」が記録されます。

T-moneyを改札にタッチした様子
乗り継ぎ時のタッチは0ウォンだった

T-moneyを使う場合は地下鉄→バス、バス→地下鉄と乗り継いでも30分以内なら追加料金はかかりません。乗換回数は最大4回(合計5回の乗車)まで同一旅程として認められます。

ただし、地下鉄の改札を出てまた同じ改札から入った場合や、同じバスへの再乗車は「乗り継ぎ」と見なされず新たに料金がかかるのでご注意ください。

ソウルのバスに乗ってわかったこと

続いて、私がソウル市内でバスに乗車した実体験から学んだこと・感じたことを紹介します。

バスって日本国内でも「先払い?後払い?」「目的の停留所アナウンス聞き逃さないかな?」などと考えて緊張しますよね。(私だけでしょうか?)海外ならなおのこと不安でしょう。

ここでしっかり、韓国旅行でのバス利用についてイメージトレーニングしてください!

韓国のバスの乗り方は「乗るときと降りるときにタッチ」でOK

T-moneyをバス乗車時にタッチした様子
乗るときは運転席近くの機械にタッチ

まず「いつT-moneyをタッチすればいいのか」の問に対する答えは「乗るときと降りるときの両方」です。

乗るときは車両の前から乗り、運転席近くの機械にタッチします。降りるときは車両の真ん中にあるドア付近の機械にタッチして、そこから降車してください。

T-moneyをバス降車時にタッチした様子
降りるときも忘れずにタッチ

ちなみに現地の方々は降りる停留所のアナウンスと同時に(まだバスが走行中なのに)降車ドア付近の機械にタッチしておいて、停留所に着いたらタッチせずにさっさと降りていました。

一見「降りるときにタッチは不要なのかな?」と不安になりますが、その方々は事前にタッチしているだけですので惑わされないようにご注意ください。

我々観光客は落ち着いて、バスが停留所に止まってから、降りるついでにタッチすれば十分です。

ソウルバスの車内ボタン

ちなみに日本のバスのように、降りたい停留所がアナウンスされたらボタンを押して知らせます。ボタンの数は日本より少なめなので、焦らず近くのボタンを探しておきましょう。

ソウルのバス利用時に注意すべきこと3点

私がソウルの循環バスを利用していて「これは気をつけないとな」と感じたことが3つあります。

  • バス停の位置が変わることがある
  • 車内の電光掲示板は広告だらけ
  • バスの種類が多いので、ベストなルートは都度変わる

それぞれについて見ていきましょう。

注意点① イベントなどの影響でバス停留所の位置が変わることがある

Googleマップ上では間違いなく停留所があるはずなのに、実際はない…という事態に遭遇し、かなり時間をロスしてしまいました。

この日は路上を一部封鎖する規模の集会があったので、停留所の位置が少し移動していたのです。探し回ってようやく臨時の停留所を見つけましたが、臨時の停留所を示す看板がハングルでしか書かれていなかったのでわかりませんでした。

臨時の停留所を表す看板

↑私のときはこのような看板が路上に置いてありました。

翻訳すると、『バス 臨時停留所 集会のため 臨時 乗り降り場所 ソウル南大門警察署』と書いてあるようです。このような看板を見つけたら、すぐGoogle翻訳などで確認しましょう。

注意点② 車内の電光掲示板は広告が多いので、次の停車情報を見逃すな

ソウルのバスの車内電光掲示板

バスって気を抜いたら停留所が飛ばされていますよね。降り遅れないためには、次はどの停留所なのかを常に知っておくのがベストです。

しかし!ソウル市内の循環バスの電光掲示板は、ほとんど広告が流れています。次の停留所が表示されるのはほんの数秒なので、見逃さないようにしっかり見ておきましょう。

Googleマップも併用して、今自分がどこに居るのかを確認しておくと安心です。

注意点③ バスの種類が多いので、その都度ベストなルートを探そう

Googleマップで検索した様子

私は基本的にはGoogleマップを利用していました。出発地と到着地を選択して経路検索すると、検索するタイミングでもっとも早い経路が表示されます。

特にソウル市内は循環バスの種類も本数も多いので、事前にこのバスに乗る!と決めるよりはその場で最善のバスに乗るように行動した方が良いでしょう。

あぐ
あぐ

日本国内の旅行では(本数が少ないから)しっかりバスのダイヤまで調べるけど、ソウルでは柔軟に対応しました!

ソウルで地下鉄に乗ってみた正直な感想

最後に、ソウルの地下鉄に乗ってみた正直な感想も紹介しておきます。

基本的には定刻通りに電車が来る印象でした。貴重な観光の時間を無駄にしなくて済むので助かります。

地下鉄は思ったよりも混雑していた

ソウル地下鉄ホームの様子

韓国旅行中に3回ほど地下鉄を利用しましたが、すべて混雑していました。

駅のホームでも人が多くて移動するのが一苦労するくらいです。土曜日であったことも影響しているのか、車内も東京の通勤ラッシュに匹敵するくらいの乗車率だと感じました。

スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、地下鉄よりもタクシーを利用した方がスムーズかもしれません。

急行電車に要注意!

急行が止まる駅の看板

KORAILの京仁線と京釜線(ソウルメトロ1号線)とソウルメトロ9号線では急行列車があります。飛ばされてしまう停車駅があるのでご注意ください。

ホームや改札口にある案内モニター(電光掲示板)に赤文字で 「급행(クッペン=急行)」の文字があれば、それは急行を意味します。

急行は他の路線に乗り換えができる駅には止まる印象でした。間違えて急行に乗って遠くに運ばれないよう、細心の注意を払いましょう。

【まとめ】地下鉄・バスを使いこなして韓国を縦横無尽に移動しよう!

景福宮駅の看板

ハングルは一文字も読めないまま挑んだ韓国旅行。バスの臨時停留所だけは探すのに苦労しましたが、意外とすんなりと公共交通機関を利用することができました。

  • 交通カードで迷ったら「T-money」がシンプルでおすすめ
  • バスは乗るときと降りるときにタッチ
  • 地下鉄(ソウルメトロ1号線・9号線)に乗るときは「급행(クッペン=急行)」の文字だけは覚えておく

注意事項はもちろんありますが、慣れてしまえばこっちのもの。バスも地下鉄も本数が多く、使いこなすことができれば縦横無尽に韓国内を移動できる心強い味方になります。

渡韓前や初めての利用時は緊張するかと思いますが、ぜひこの記事を参考に、スムーズな移動をして韓国旅行を楽しんでくださいね!

もしこの記事がイイなと思ったら、韓国に関する他の記事も読んでいただけますと幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!

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