まさか海外旅行で新聞紙が役に立つとは…
10年ぶり・人生2回目の海外旅行で挑戦したイタリア・フランスのヨーロッパ旅行。不安でいろんなものを詰め込んだスーツケースの中で、「持って行って正解だった!」と思えた7つのアイテムがあります。
パスポート、保険証、Wi-Fiルーターにコンセントの変換プラグ…もちろん海外旅行の定番アイテムは全部持って行きましたよ。でも今回ご紹介するのは、そんな「王道リスト」には載っていない“意外な便利グッズ”なのです。
新聞紙。水筒、カップ麺など…「えっ、なんでそれを?」って思いますよね?
でもこれらが想像以上に大活躍してくれたんです。現地でわかった、意外な必需品たち。ヨーロッパ旅行の準備で悩んでいるあなたに、ぜひ参考にしていただきたいと思います。それでは、順番に紹介していきましょう!

「持って行ったけど使わなかったもの」や「持って行けばよかったもの」も紹介しますよ!
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持って行ってよかった!イタリア・フランスで活躍した7つの持ち物
私が実際にイタリア・フランス旅行で持って行って「これがあって良かった!!」と思えた7つの持ち物をご紹介します。
パスポート・Wi-Fiルーター・コンセントの変換プラグのような定番アイテムは除いた物になりますので、旅行前の最終チェックの際にご活用ください。
圧倒的に大活躍!BRITAの「浄水機能付き水筒」

海外旅行で最初に気になったのが水分問題。
日本の浄水技術はとてもレベルが高く、公園の蛇口から出る水を摂取しても大きな問題にはなりません。イタリア・フランスにおいても一定程度の水質は担保されていそうですが、それでも少し心配ですよね。
お店で水を購入すれば安心ですが飲食店では750mlの水で2〜5ユーロ(=340〜850円*)、町で購入する500mlのペットボトルでも1ユーロ(=170円*)しました。
*私が旅行した2024年末のレートです。

安いスーパーに行けば大容量で1ユーロ以下とかも見つけましたが、なかなかそんなお店に出会えません…。
なるべく水は自分で用意したい、だけどホテルの水を飲むのは心理的な抵抗がある…というこの状況で大活躍したのがこのBRITA(ブリタ)の水筒です。
この水筒のフィルターがどんなお仕事をしているのかはリンク先の説明にお任せしますが、私が重視したのは「これでホテルの水道水でも大丈夫だろう」という安心感です。
そして、1日の始まりには600mlの水を入手している状況も心強いものがあります。ヨーロッパは日本に比べて物価が高いので、つい水の購入を躊躇ってしまいがち。それで水分不足になって体調を崩してしまったら、せっかくの旅行が台無しです。

私は8泊10日の長めのヨーロッパ滞在だったので、この水筒による水分購入費用の節約額はかなりのものになりました。塵が積もれば山となる、ですね。
皆さんも、もし長めに海外旅行に行く場合はBRITAの水筒をご検討ください。なお「2本セットでお得な価格!」になっている場合があります。複数人で旅行に行く際は同行者と相談して購入すると安くゲットできるかもしれません。

さすがにガンジス川の水はこれ通しても飲めないけど、ある程度の水質が担保されていればこれで更に安心感が高まりますよね。
雨にもお土産にも使える「新聞紙」

大活躍部門の第一位がBRITAの水筒だとすると、意外な活躍部門の第一位が「新聞紙」です。スーツケースに入れておいて本当に良かった。
新聞紙の役割は「雨に濡れた靴対応」と「割れ物のお土産ガード要員」です。
役割① 雨に濡れた靴が早く乾く!
フランスのパリは、11月以降の冬になると曇り・雨の日が多いです。私が旅行した日も雨でした。雨の中のパリ散策も楽しいものですが、履いていた運動靴はお昼ごろには水没…。荷物軽量化のため靴は一足しか持ってきていません。
その日は自由行動だったので、お昼まで外出→夕方はホテル→夜にまた外出という動きをしていました。夕方のホテルの間に靴を乾かしたい…!というときに活躍してくれたのがこの新聞紙。丸めて靴に押し込んでおくと、数時間ですっかり靴が乾いているではありませんか!

おかげで夜には快適に外出することができました✨️
役割② 割れやすいお土産をしっかりガード

イタリアのベネチアではガラス製品が有名です。また、フランスでワインを買って帰る人も多いことでしょう。
何かと割れ物のお土産が多くなるヨーロッパ旅行で心強いのが新聞紙。お店で梱包してくれた上にさらに新聞紙で包むと防御力がアップします!大切なお土産をしっかりと日本に持って帰りましょう。
新聞紙3〜4枚くらいなら、スーツケースの中身を圧迫したり重くなったりすることはありません。最終的に使わないのならば現地で捨ててしまっても良いでしょう。軽くて扱いやすいのに意外と役立つ新聞紙、皆さんも持って行ってみてはいかがでしょうか。
日本のホテルにはあるけど海外にない「箱ティッシュ」

私のように鼻炎がある人は箱ティッシュを持っていきましょう。
日本のホテルであれば大抵の場合備え付けられていますが、イタリアやフランスのホテルにはあまり備え付けられていませんでした。複数人で旅行する場合は1人が持っていけば十分だと思います。1グループに1つは箱ティッシュをお忘れなく。

体積があるから悩ましいけど、私は持って行って良かったです…ズビズビ
万能な「ポケットティッシュ」

私はポケットティッシュを20個ほど上着に仕込んで行動していました。(さすがに多すぎました。)
鼻をかむ以外にも使い道が多いポケットティッシュ。例えば、レストランでの紙ナプキン代わりになります。
ヨーロッパ旅行においては、イタリア名物のピザやフランスで出てくるパンなど食事の際に手を使う場面が多々あります。しかし、日本の飲食店のように紙ナプキンが置いてあることはほぼありません。
また、トイレ利用時にトイレットペーパーが備え付けられていない非常事態の備えにもなります。したがって、水に流せるタイプのポケットティッシュの携帯をお勧めします。ちなみにイタリアやフランスでは、紙を流さずにゴミ箱に捨てるトイレもありました。

何かと使い勝手が良いので、箱ティッシュは無理でもポケットティッシュは持って行くべきかと…!
土足で部屋に入る文化には必携の「スリッパ」

あなたはホテル室内では靴を脱ぐ派ですか?私は脱ぐ派です。というか、多くの日本人は脱ぐ派なのではないでしょうか。
その場合「使い捨てスリッパ」を持って行くことをお勧めします。イタリアやフランスのホテルには、スリッパが付いているホテルが少なかったです。
私の場合は運良く2日目のホテルで使い捨てスリッパがありました。有り難く拝借して最終日までの8日間ほど使わせていただきました。使用期限ギリギリだったと思いますが、本当にあって良かった。足の開放感・すぐに履ける便利さが段違いです。
特に使い捨てスリッパはペラペラなので、持ち運びにピッタリ。日本のホテル利用時に持ち帰っておくか、不織布の使い捨てスリッパを事前購入しておくと良いでしょう。

今回のイタリア・フランス旅行では6つのホテルを利用しましたが、スリッパがあったのは2日目に利用したホテルだけでした。
意外な救世主「カップラーメン」と「割り箸」

「海外旅行してまでカップ麺はないだろう!」
という意見が聞こえてきそうですが、私は助けられましたよ。イタリアやフランスのピザやパンなどは確かに美味しかったです。飽きませんでした。
でもね、聞こえてくるのです。身体の奥底から「温かいあっさりスープが飲みたいよ〜」という声が…!そしてその欲望に従ってカップ麺を啜ると…心も身体もジンワリと満たされていくことを実感しました。

海外で食べる日本のカップ麺はめっちゃ旨い…😭
1週間程度の海外旅行をする場合、1〜2個のカップ麺を持って行くと良いかもしれません。地味に食費の節約にもなります。体積は大きいのでスーツケースを圧迫しますが、食べてしまえば空きができるのでそこにお土産などを詰めましょう。
でも、ホテルによっては熱湯が手に入らないこともあるのでご注意ください。電気ケトルがあるホテルなら大当たり。ないホテルなら、ダメ元でフロントに尋ねましょう。私は交渉してホテル内のレストラン(またはBar)から熱湯をいただきました。

英語力に自信はありませんが、「I need boiling water!」と言ったら伝わりました☺
あ、そうそう。割り箸をセットで持って行くことも忘れずに…!
長時間のフライトに!「ホットアイマスク」

最後にご紹介するのは「蒸気でホットアイマスク」。ただのアイマスクではなく、ホットアイマスクであることがポイントです。
私はITAエアウェイズの直行便を利用して、日本からイタリアまで15時間の飛行機移動をしました。飛行機内でここまで長い時間を過ごすのは人生で初めてです。ここで重要になってくるのが睡眠。
機内は消灯されますが、完全に真っ暗ではありません。座席なので寝心地も良くはないです。そんな環境下でオアシスになるのが蒸気でホットアイマスク。目元を温かく包みこんでくれるだけでなく、良い香りでリラックスさせてくれるのです。
個包装なので薄く小さく、機内持ち込み荷物に入れやすいのもGood。行きと帰りの2枚分持って行くと、長時間フライトの快適さが向上することでしょう。

私のオススメはラベンダーの香りです。
【杞憂と想定外】持って行ったけど使わなかった2つの物
ここからは番外編です。まずはイタリア・フランスに持って行ったけど使わなかったもの・使いにくかったものをご紹介します。
杞憂だった「トイレットペーパー」

普段から私のブログを読んでいただいてる方はご存知だと思いますが、私はめっちゃトイレに行きます。
イタリアやフランスのトイレ事情を事前に調べていると、「トイレットペーパーが補充されていなかった」「そもそもトイレットペーパーがなかった」という情報がありました。
それは大変!と、私は日本からトイレットペーパー(2個)を持参し、1つはスーツケースに、もう1つは移動用のカバンに携帯しておきました。
結局、私が利用したトイレにはしっかりとトイレットペーパーがありました。めでたしめでたし。というか、水に流せるポケットティッシュを持参していたから不要だったかも…。

イタリアやフランスのトイレットペーパーは紙質が強かったので、お尻がデリケートな人は柔らかいトイレットペーパーを持参しても良いかも…?
意外と嵩張るのでオススメはしません。やはりポケットティッシュが最強。
【想定外】「パックご飯」は作れなかった

カップ麺に続いて、「お米が恋しくなるかも!」と考えてパックご飯を持参しました。
ところが、利用したホテルに電子レンジがなかった&もしあってもワット数が日本と異なることが発覚。一応ボイルでもOKですが、熱湯はなんとか入手できてもボイルすることはほぼ不可能です。
私は洗面所に熱湯を張って(ボイル15分のところを)20分ほど浸してみましたがパサパサでカチカチの残念なお米にしかなりませんでした…。
同行者の「すなふ」が「お茶づけ海苔の素」を持ってきていたので、お茶漬けにしてみるとお米が水分を吸って美味しい食事になりました。パックご飯を持って行くならお茶づけ海苔も必須でしょうね。

お茶づけ海苔がなかったらとても食べられなかった…orz
「持って行けばよかった!」と痛感したのはジプロック
最後に、私が「これがあったら良かったな〜」と思ったのがジプロックです。
基本的に液体は機内持ち込みできません。15時間のフライトのため歯磨き粉を機内持ち込みしたかったのですが、歯磨き粉も液体扱いになるとのこと!!
持ち込み禁止の液体は、検査場で没収されてしまいます。高価な歯磨き粉を使っている私にとってそれは手痛い…。

そこで活躍するのがジプロック。液体であっても、規定の容量以下であればジプロックに入れることで機内持ち込みOKになります。
ジプロックのサイズや容量については、利用する航空会社のHPをご覧ください。
今回は同行者の「すなふ」がたまたまジプロックを持っていたので、そこに入れさせてもらいました。間一髪ですね。
ちなみに、すなふはロストバゲージを恐れて化粧品類を手荷物に入れていました。もしジプロックがなかったら全没収…と考えると、女性は特にジプロックを忘れないようにした方が良いでしょう。

海外旅行初心者すぎて「ジプロックに中身をすべてぶち撒けて持ち込み」かと思いましたが実際は「ジプロックに容器ごと入れて持ち込み」です。そりゃあそうか。
【まとめ】ヨーロッパ旅行に持っていくべき7つ道具
私が実際にヨーロッパ(イタリア・フランス)旅行をしてみて「持って行って良かった!」と感じたのは
- BRITAの水筒
- 新聞紙
- 箱ティッシュ
- ポケットティッシュ
- スリッパ
- カップラーメン(と、お箸)
- 蒸気でホットアイマスク
の7つです。どれも海外旅行に必須とは言わないけど、活躍する意外な持ち物だったと思います。備えあれば憂いなしとは言いますが、備えすぎても荷物が多くなるだけ。
私の実体験を参考に快適な旅行を楽しんでくださいね!

私も次回はジプロックを忘れずに持って行こう…!
また、ヨーロッパ限定ではなく海外旅行全般を通して伝えておきたい「旅行前に準備しておくべき5つのこと」もご一読くださいね。
本ブログではこれからも旅行に関するさまざまなお役立ち情報を発信していきますので、トップページをお気に入り登録等していただき、ご愛読いただければ幸いです。