【過酷体験】飛行機遅延で羽田空港からの終電を逃した夜の対応策

  • まさか羽田空港で終電を逃すなんて…
  • 今から急いでホテルを取るべき?タクシーはあるの?
  • ANAから補償が出るって本当?

飛行機の発着が遅れることは珍しくありません。しかし、終電に関わる夜の遅延は私達にとって致命的です。バスやタクシーで帰るべきなのか、ホテルを取るべきなのか、補償はあるのだろうか…

実際に私も、ANAの遅延が原因で終電をなくした経験があります。羽田空港到着時点で終電に間に合わず、バスを探して奔走したのに満席 & 目の前で発車するという過酷な体験になりました。

そこで本記事では、以下の3つを解説します。

  • 羽田空港で終電をなくしたときにすべきこと
  • ANAの補償についてと、その申請手順
  • 深夜の羽田空港で帰宅方法を必死で探した私の行動記録

この記事を読めば、羽田空港で終電を逃したときにすべき最善の行動ANAから補償を受けるための詳細な流れがわかります。

今まさに終電を逃して困っている緊急の方は、まずは前半の「すぐに取るべき行動」だけをザッと見て、宿やタクシー内などの落ち着いた場所で後半の「ANAの補償を受ける手順」「実際に私はどうなったか」をゆっくりご覧ください。

あぐ
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ホテルを取る場合は特に、時間との勝負です!

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【結論】羽田空港で終電をなくしたら、まず「宿泊 or 帰宅」を判断

搭乗する飛行機の羽田空港到着が遅れて終電を逃すことが確定した場合は、まず最初に「バスやタクシーで絶対に帰る」「近くのホテルに宿泊して翌日にゆっくり帰る」かのどちらかを判断してください。

もし「宿泊」する場合は、1秒でも早く宿を探すことが先決です。

きっと今ごろ、他の乗客もホテルを探して予約をしていることでしょう。満室になる前に「【宿泊の場合】終電を逃したら今すぐ予約!羽田空港周辺のホテル3選」をご覧ください。

【宿泊 or 帰宅】終電逃した後の選択肢を比較

では具体的に、宿泊する場合と帰宅する場合のメリット・デメリットを考えてみましょう。ここでは一応、空港内での野宿も一考しておきます。

各選択肢とメリット・デメリット

公式から推奨されているわけではありませんが、羽田空港は空港内で野宿することが可能です。第1・第2ターミナルは深夜になると閉鎖されてしまうので、野宿をする場合は第3ターミナルへ移動してください。

空港での野宿は、しっかり横になって睡眠できるわけでもなく、国際線ターミナルのため常に人が往来して騒がしい & 防犯面が心配で睡眠の質がとても悪くなることは明白です。あくまでも最終手段として利用しましょう。

あぐ
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ANAからの補償が出る遅延なら、①か②の二択!

私は「帰宅」を選んで後悔したので、次回から「宿泊」します

私が羽田空港で終電を逃した際は「①タクシーで帰宅」を選択しました。実は旅行中に少し体調を崩してしまっていて、できるだけ早く自宅の布団で眠りたい…安心したい…と考えたからです。

しかし正直に言うと、②ホテルに宿泊を選択すれば良かった…と少し後悔しています。理由は主に3つです。

  • ANAの補償額を超えるタクシー料金だったから(深夜割増)
  • 帰宅してから寝る準備を始めるので、寝付くのが更に遅くなるから
  • 翌日に何も予定がないので、朝帰りで問題なかったから

たしかに「深夜にタクシーを利用する」という初めての人生経験は貴重なものでした。座席に荷物を放り投げて、ふかふかのシートで到着まで眠ることができたので快適であることは間違いないです。

しかし、この贅沢な選択は人生で1度だけで良いなと感じたのも事実。ホテル宿泊の方が出費は抑えられる & 即ベッドにGoできるので、次回からは「宿泊」を選択しようと思います。

【宿泊の場合】終電を逃したら今すぐ予約!羽田空港周辺のホテル3選

ここでは『私がもしまた羽田空港で終電を逃した場合に利用するつもりで、妥協なく・私自身のために探したホテル3つ』を特別に皆さんにご紹介します。

飛行機が遅延した際の空港周辺ホテルはあっという間に満室になってしまいますので、まずは空室チェックを急いでください。

空港直結!移動0分で休める「ファーストキャビン羽田ターミナル1」

宿泊のイメージ画像

「もう一歩も外に出たくない…」という方はここ一択です。入室19:00〜の素泊まりプラン(ビジネスクラス)なら10,500円〜なので、ANAの補償額(15,000円)でカバーできます!

料金は変動するので、必ず確認してから予約してください。

第1ターミナル到着ロビーに直結しているため、移動のストレスがゼロ。カプセルホテルのような個室ですが、しっかりと体を休められそうです。

  • 大浴場があるので、旅の疲れをリセットできる
  • 27:00までチェックインOK
  • カプセルホテル風だが、男女別室なので安心

⚠️深夜はすぐ埋まります。
まずは空室確認!

ファーストキャビン羽田

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深夜24:30以降にチェックインの場合は夜間通用口を使う必要があり、その場合は電話等で案内を受けてください。夜間通用口は、1F到着フロア・8番バス乗り場付近です。

深夜の無料カレーが染みる「クインテッサホテル東京羽田」

宿泊のイメージ画像

私が個人的に「もし次また終電を逃したら絶対ここに泊まる!」と決めているのが「クインテッサホテル東京羽田」です。 空港からタクシーですぐの距離にありながら、サービスが異常なほど充実しています。

  • カレー&うどんが24時間無料で食べ放題
  • 約8,000冊の漫画が読み放題
  • バストイレ完備の客室で、シモンズ製ベッド

1人だと6,400~21,600円/人なので、日によってはANAの補償からはみ出る可能性がある点にご注意ください。逆に、2人だと4,100~11,900円/人の部屋もあるのでかなりおすすめです。

あぐ
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タクシー代+ホテル代が15,000円以内ならANAの補償範囲内だよ!

NAVITIMEによると、羽田空港第3ターミナルから京急蒲田までの深夜割増タクシー運賃は2,700円〜です。

京急蒲田駅から徒歩5分という立地、個室なのでゆっくり休める環境、それらに加えて無料軽食&漫画でこの値段は破格すぎます。

空腹を満たしてふかふかベッドで休もう

クインテッサホテル東京羽田

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補償範囲内で安く泊まるなら「京急蒲田エリア」

ここまで紹介したおすすめのホテルが全て満室でも、諦めるにはまだ早いです。羽田空港からタクシーを利用して京急蒲田まで出ればビジネスホテルが複数あります。

羽田空港第3ターミナルから京急蒲田までの距離は約6km。NAVITIMEによると深夜割増のタクシーを利用しても運賃は2,700円〜なので、宿泊費が1万円前後であればANAの補償範囲内になります。

京急蒲田はビジネスホテルの激戦区なので、空室が見つかりやすい & 比較的安いです。ホテルのベッドでぐっすり休んで、翌日元気に帰宅しましょう!

空室状況はサイトによって異なります!

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【じゃらん】
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【帰宅の場合】最終手段は「羽田空港の第3ターミナル」へ

続いては「帰宅」の場合について解説していきます。体調を崩してしまっていたり、翌日の予定の都合などでどうしても帰宅したいときの参考にしてください。

各方面への深夜発バスは第1・2・3ターミナルのそれぞれから出ていますが、最も遅い時間まで出ている(というか夜通し出ている)バスは第3ターミナルです。タクシーも第3ターミナルに集結していました。

あぐ
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行き場に困ったら第3ターミナルに行きましょう!

まず落ち着いて、最寄りまで向かうバスを検索

東京方面へのバス、神奈川方面へのバス、千葉方面へのバス、埼玉方面へのバスなどが、第1〜3ターミナルの各バス乗り場から発車しています。

バスは電車よりも終電の時間が遅いので、まずは自分の家の方面へ向かうバスが何時まであるのか・どこのターミナルから出ているのかを調べましょう。また、座席指定が必要なものが多いです。オンラインで予約できるのか、乗り場でチケット購入が必要なのか等を落ち着いて調べてください。

【注意】ターミナル間のシャトルバス終電

これはシャトルバスのイメージ画像です。実際のシャトルバスとは異なります。

第1ターミナル⇔第2ターミナルは徒歩10〜15分程度で移動できますが、第1 or 第2ターミナル⇔第3ターミナルまでは徒歩40分以上必要でかなり遠いです。第3ターミナルへの移動はシャトルバスまたはタクシーの利用が前提になることにご注意ください。

シャトルバスがあるとはいえ、深夜になると運行がなくなります。もし第3ターミナルに移動したい場合はなるべく早く(シャトルバスがあるうちに)移動することを心がけましょう。

羽田空港のシャトルバスの終電一覧表
【参考】2026年1月5日〜当面の間のシャトルバス最終便
あぐ
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だいたい深夜1時くらいまではシャトルバスがあるね。

第3ターミナルは国際線のため、深夜バス&タクシーが豊富

もし第1・第2ターミナルから出る深夜便のバスすべてを乗り逃してしまった場合は第3ターミナルへ行きましょう。

羽田空港第3ターミナルは国際線であるためバスの終電が比較的遅いです。それに加え、タクシー乗り場にどんどんタクシーが流れてくるため、タクシーの捕まえやすさもピカイチでした。

あぐ
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タクシー会社は、飛行機の遅延情報をキャッチしたら運転手さんたちに情報共有するそうです。

是が非でも帰宅したい場合は第3ターミナルからタクシーに乗って家を目指してください。

ANAの補償について

ANAの補償が出る遅延に巻き込まれてホテルの宿泊やタクシーを利用したら、できるだけ早く申請を行いましょう。補償の申請は、予定出発日(遅延発生日)から30日以内に完了させなければなりません。

後回しにして1ヶ月を過ぎてしまうとシステム上で申請ができなくなり、せっかくの補償権利が消滅してしまいます。

あぐ
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帰宅したらすぐに申請しましょう!

補償を申請をするには、ANAウェブサイトの「変更・払い戻し」またはメールで送られてくるリンクから申請ポータルへアクセスします。ログインには搭乗日や便名が必要です。

ここでは、ANAの補償対象になる遅延の内容や、実際に私が申請した様子を紹介します。

補償が出るのは「会社都合」のときだけ!

すべての遅延・欠航で補償(宿泊費や交通費の負担)が出るわけではありません。ANAの運送約款に基づき、原因が「会社都合」か「不可抗力」かで対応が明確に分かれます。

補償対象になるのは「会社都合の遅延」の場合

ANAが原因のトラブルで飛行機が遅延した場合は、補償の対象になる可能性があります。「機材故障」「システム障害」「乗員繰り(パイロットやCAの手配がつかない)」などが該当するようです。

「不可抗力の遅延」の場合は補償の対象外

ANAの努力ではどうにもならない事由だと、補償の対象外になります。「悪天候(台風・大雪など)」「航空管制による制限」「自然災害」などが該当するようです。この場合、宿泊費等は原則自己負担となります。

「今回の遅延は補償の対象になるの?」と心配な方は、空港のアナウンスやANAアプリ・メールの通知を確認してください。

宿泊費・交通費はどこまで出る?立替払いと領収書のルール

会社都合での遅延・欠航で、その日のうちに目的地へ行けなくなった場合は一部の費用が補償されます。ただし、一旦は自分で全額を立て替えて、後日請求する形です。

補償額の上限は、宿泊費と交通費の実費を合わせて1人あたり15,000円とされています。タクシー代が認められるのは「深夜到着により電車やバスなどの公共交通機関が終了してしまった場合」に限られるのでご注意ください。

また、補償の申請には利用日・金額・支払い先・内容(但し書き)が明記された領収書が必須です。紛失すると一切補償されないため、必ず保管してください。

【実録】スマホで申請してから入金されるまでの流れ

ここからは、どのような手順でANAから補償を受け取ったのかをダイジェストで紹介します。同じ状況になってしまった際はぜひご参考にしてください。

9月6日の23時頃、このようなメールが届きました。受信したのは、遅延した飛行機に乗っている間ですね。メールに記載のリンクをタップして申込みフォームへ移動しましょう。

申込みフォームにて搭乗者氏名・該当の便・補償申請番号・補償の受取方法(銀行振込や電子マネーなど)・交通費の内訳と領収書のアップロードなどを入力していきます。

入力後、このような画面になったら一旦終了です。あとはANAからの連絡を待ちます。私は9月7日に申請を終えました。そこから約1ヶ月後の10月3日に以下のようなメールが届きました。

私は銀行振込を選択したので、銀行振り込み申請サイトのリンクとIDおよびパスワードが届きました。このサイトへログインし、銀行の口座情報を入力します。

口座情報の入力から数十分後に振込みが完了しました。無事、15,000円が入金されていました!これにて一件落着です。

【体験談】羽田空港で終電を逃した夜のリアル

最後に、ANAの飛行機が遅延して終電を逃した私の実際の行動をドキュメンタリー風にまとめました。文字ばかりで恐縮ですが、ケータイ小説だと思ってお楽しみください。

なお、この章は臨場感を出すために語尾が「だ。」「である。」調に変化します。ご了承ください。

飛行機の遅延発生〜羽田空港到着

旅の終わりがすべての始まりだった

2024年9月6日。4泊5日に及ぶ長期の北海道縦断ひとり旅も最終日。

モーターパラグライダーへの挑戦ヒグマへの遭遇体験もあってドキドキしていたけれど、あとは東京に帰るだけ。安い宿を渡り歩いていたから空調が悪くて喉がイガイガ状態だが、なんとか元気に帰れそうだ。

『家に帰るまでが遠足です』

義務教育で習った言葉の一つが頭によぎる。さすが心配性の私だ。これだけ頻繁に旅行しているのに、未だに帰路でのトラブル発生にビビっているようだ。

「大丈夫。これまで何度も旅行していて、すべて何事もなく家に帰っているじゃないか。」

自分で自分を励ます。まさかこの後本当にトラブルが発生してしまうなんて、想像もしないまま…。

「いつものこと」レベルの遅延

アナウンス
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ANAよりお知らせします。羽田空港行きの飛行機は、使用機到着遅れのため、出発時刻を変更します。

乗客の乗り降りに時間がかかってしまったり、風向きの関係で飛行機の到着が遅れ、次の出発時刻が遅れることはしばしばある。それはこれまでの旅行で学習済みだ。

ただ、今日の私はいつもより余裕がない。北海道をギリギリまで楽しむべく、新千歳空港の出発は21:20のものを選んでいた。この場合、羽田空港の到着は23:00。

私は23:25発の京急に乗って新宿まで出なければならなかった。そう、これが終電なのだ。

アナウンス
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出発時刻は、21:40です。

あれ?もしかして終わった?

20分の遅延。飛行機ならあり得る話だ。遅延そのものは想定していたはずだった。しかし、まさか自分のときに限って本当に遅延が発生するとは。

到着予定時刻は23:20。そこから京急乗り場まで移動することは不可能だ。

あぐ
あぐ

あーあw本当に終電なくなったじゃんw

とは言いつつ、まだ余裕はあった。23:48発の京急に乗れれば新宿までは移動できる。新宿にさえ行ければ、ホテルでもカラオケでも何でもある。多少出費は増えるが、これも旅の思い出だろう。

ANAから補償のアナウンス

当然ながら、このような状況になったのは私だけではない。

搭乗口はざわつき始めた。終電がなくなってしまった人がとても多いのだろう。ANAの職員の方々も忙しなく動き回っている。ここで、またしても放送が入った。

アナウンス
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遅延に伴う費用について、ANAより補償させていただきます。対象の便をご利用の方に後日メールを送付しますのでご確認ください。

ほえー、さすが大手航空会社。そんなサービスがあるのか。どうやら領収書を保存しておけば、一人15,000円を上限にANAから補償が受けられるらしい。

これは話のネタになる出来事だな、ラッキー。でも正直、喉の調子悪いし…本当は今日中に帰って自分の布団でゆっくり寝たかったなぁ。まぁ焦って帰っても逆に危ないか…。

25分の遅れで飛行機へ搭乗

結局この後さらに5分ほど遅れて搭乗した。21:45に搭乗。予定時刻から25分遅れている。この後に安全確認をして離陸をするので、北海道を出たのは22:00頃だったと思われる。

フライト中は機内モードにしなければならないので、待ち時間で今後の手段を調べていた。とりあえず23:48発の電車に乗って新宿まで向かいたい。しかし、万が一間に合わなかった場合は0:10発に新宿行きの連絡バスがあることがわかった。

バスを事前に予約すべきか迷ったが、もしかしたら23:48の電車に間に合うかもしれない。バス代の方が高い。乗れるなら電車に乗りたい。金銭的な損をしたくないという気持ちから、私はバスを予約しなかった。

「まぁ、今予約しなくてもバスくらい乗れるだろう」と考える私だが、これが見事なフラグ回収になるのである。

深夜の羽田空港での奔走

予定より50分遅れで羽田空港に到着

飛行機は無事に羽田空港に着陸した。

遅延している状況でも焦らず安全に飛行してくれるパイロットさん並びに関係者の皆さまに感謝である。時刻は23:50。すでに京急の終電時刻は過ぎてしまった…。

ならば二の矢。0:10発のバスに乗らなければならない。乗り場は羽田空港第1ターミナル。で、現在は…第2ターミナル。

第2ターミナルから第1ターミナルって歩けるのか…?近くに居た警備員さん曰く、徒歩での移動は大変らしい。ターミナル間を移動するシャトルバスがあるとのことなので乗り場を案内してもらい、シャトルバス乗り場に到着した。

シャトルバスはすでに来ていたが、発車時刻はまだなようだ。頼む!!早く!!

数分の待機ののち、シャトルバスは発車。よし、なんとか0:10までには間に合いそうだ。バスの乗車券さえスムーズに買えれば…!!

タッチの差で満席になるバス

羽田空港第1ターミナルのバス乗り場に到着。時刻は0:02。掲示板を見ると、新宿方面へのバスは0:10が最終。空席状況は…△!ということはまだ大丈夫!

完全に勝ちを確認し、優雅に券売機のタッチパネルを操作する。バス乗車券の券売機は初めて使うが、私はまだ若者。こういう機械の操作は慣れっこだ。

ん?なんかこの画面から先に進めないなぁ…?おかしいなぁ?

あれ?残席数…満席?

満席なの?なんで?掲示板は△だよ?

あぐ
あぐ

終わったわ。

原因は不明だが、掲示板の情報に遅延があるようだ。遅延は飛行機だけで十分だっちゅーの。天国から地獄とはまさにこのこと。血の気が引いていくのが自分でもわかった…。

僅かな希望、第3ターミナルへ急げ!!

時刻は0:05。バス停には新宿行きのバスが停車し、乗客が次々と乗り込んでいた。私はただ、目の前にあるバスを眺めるしかなかった。

ダメ元で「このバスってもう空席ないですよね?」と聞いても「券売機で完売ならないですね。」しか返ってこない。そりゃそうだ。

0:10。乗りたかったバスが出発するのを見送った。なんとも虚しい瞬間だった。出発時間に間に合ったのに、座席争奪戦に負けたのだ。あのとき、やはりオンラインで予約すべきだった…。

小さくなっていくバスを見つめていると、見かねた警備員さんが声をかけてくれた。

事の顛末を話すと、なんと第3ターミナルから0:20発の新宿行きバスがあるとのこと。第1ターミナルの終バスは0:10だが、国際線のある第3ターミナルには深夜でもバスがあるという!こうしちゃいられない!!

警備員さんに最速で最敬礼をしつつ、今度は第3ターミナルへ向かうシャトルバスを目指した。4泊分の荷物を背負っているとは思えないスピードで駆けた。なぜなら、0:20発の次は深夜1:00発だからだ。

1:00発の場合、新宿到着は1:38。そこからカラオケやホテルを探すなんてとてもできない。

非情にも目の前で出発するバス

シャトルバス乗り場はすぐ近くだった。そして見えた。シャトルバスはもう着いている!バスよ、あと数十mだけ待っていてくれ!!全力で走るから!!

その刹那、バスのテールライトが光る。

ブロロロ…。

あぐ
あぐ

え、まじ?

あと数mだったのに。行っちゃったよ。

心身ボロボロのまま第3ターミナルへ

本日2度目、目の前でバスを見送った。バスなんて大嫌いだ。

なんて不条理な世の中だろう。この世のすべてを憎んだ。私がもっと早く走っていれば。最初から第3ターミナルに向かっていれば。

しかし、過ぎてしまったことは仕方がない。時間は戻らない。過去を悔やんでもしょーがない。今ある手札から最善を選ばなければ。

今ある手札…そうか、第3ターミナルを1:00に出るバスか。それか、もうここまできたら空港で寝ちゃおうかな。男の子だし、日本だし、最悪それで良いか…なんて考えていたら、数十分後に再び第3ターミナルへ向かうシャトルバスが来た。

力なくバスへ乗り込み、私は第3ターミナルへ移動した。

羽田空港からタクシーで帰宅。快適だけど、やっぱり後悔

国際線がある第3ターミナルは移動手段が充実していた

飛行機が着いた第2ターミナルと、バスを2度逃した第1ターミナルはとても閑散としていた。実は、タクシー乗り場すらわからなかった。

ところが、第3ターミナルに着いてみると…めちゃくちゃ人が居た。

様々な方面へ向かうバスの電子時刻表が光っており、見るからに海外へ向かうサイズのスーツケースを引っ張る利用者たち。国際線においては時差の関係上、深夜でも人が多いようだ。

それに伴い、バスもまだあった。さすがに「数十分に一本」というレベルではないが、1:00発のあとにもバスがあるようだ。時刻は0:25頃。このまま1:00のバスまで待つか…いや、もう疲れた。

私は流れるようにタクシー乗り場へと向かった。そこには、第1・第2ターミナルでは見る影もなかったタクシーがズラリと並んでいた。

人生初の深夜タクシー利用

深夜料金ということもあり、羽田空港から自宅までの料金をネットで調べると2万円は軽く超えていた。ANAの補償上限は15,000円だが、もうどうでも良かった。

一刻も早く帰りたい。一刻も早く自宅の布団で眠りたい。

旅の疲れが溜まっていたし、ターミナル間を奔走していよいよ体力が尽きていた。人生で初めて「深夜タクシー」という高級品に手を出すには十分な理由があった。

タクシーはめっちゃ楽だった

普段乗ることがないタクシーはめっちゃ快適だった。空調は自分の好みの温度に合わせてくれるし、旅の大荷物は空席に放っておけるし、シートはふかふかだし、座席の争奪戦もない。

こりゃあお金持ちだったらタクシー使うわ。

深夜の高速道路は空いているが、大型トラックばかり走っていた。日本の物流はこうやって支えられているんだなぁという社会勉強もできた。

ゆったり過ごしているうちに数十分で自宅に着いた。

レシートを見て「次は宿泊にしよう」と決意

1:00発のバスを待っていたら有り得ない時間で帰宅できた。これがとても有り難かった。

こんな機会じゃないとタクシー使わないもんな…。高い出費ではあったが、15,000円は補償が貰える。早く、快適に自宅に帰ることができた。これは良い社会勉強代金だったと思うことにしよう。

しかし、非情にもレシートには2万円を超える額が記載されていた。ANAの補償があるとはいえ、空港から家までの交通費で5,000円以上の追加出費はかなり痛い…。

こうして私は「次は補償の範囲内で快適に過ごせるように、羽田空港周辺のホテルをあらかじめ調査しておこう」と決意した。そして完成したのがこの記事である。めでたしめでたし。

【教訓】飛行機利用の注意点と向かうべき場所

今回の一件で私が学んだことは以下のとおりです。

  • 終電ギリギリになる時間に到着する飛行機には乗らない
  • 終電に間に合わない可能性の段階でバスを予約しておくべき
  • ANAから15,000円までの補償が出る場合がある
  • 羽田空港のターミナル間はシャトルバスを使おう
  • 終電を逃したらとりあえず第3ターミナルへ向かう
  • 京急蒲田までタクシー移動&ホテル宿泊が穴場か

この体験談が今後誰かの役に立てたのであれば私の苦労は報われます。まず第一に終電を逃さないようにすべきですが、万が一逃してしまった場合は本記事を参考にしてください。

皆さまの旅行が今後もトラブルなく楽しい体験になりますよう、微力ながら祈っております。文字ばかりの記事で恐縮ですが最後までご覧いただきありがとうございました。

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