【実体験】車なしでも大満足!熊本2泊3日モデルコース〜熊本城・阿蘇・A列車で行こうを巡る絶景旅〜

  • 熊本に行きたいけど、車の運転ができないから観光地を回れないかも…
  • レンタカーなしで阿蘇まで行けるの?
  • 公共交通機関だけで効率よく回れるルートが知りたい

車の運転ができないと、熊本のような広大な観光エリアを持つ県は諦めがちですよね。でも実は、バスや電車を上手に活用すれば熊本の名所をストレスなく巡ることができるんです!

私はペーパードライバーのため全国を公共交通機関だけで旅行しており、これまで47都道府県中41都道府県を制覇してきました。月1回は旅行に出かけているので、交通機関の乗り継ぎ方や予約のコツを掴んでいます。

今回は実際に私が巡った「熊本空港から始まり、観光列車・阿蘇・熊本城を2泊3日で効率よく回るモデルコース」を時刻表や料金も含めて詳しくご紹介します。

この記事を読めば、車なしでも熊本の絶景スポットを無理なく巡れるようになり、交通手段に悩む時間を減らせます。また、予約すべきチケットも紹介するので、旅行前の不安を解消できますよ。

あぐ
あぐ

熊本は車がなくても十分に楽しめる県でした!

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。

目次 非表示

【熊本観光の基本】車がなくても大丈夫!公共交通機関で巡る熊本2泊3日の旅

熊本空港に近い肥後大津駅の様子

熊本県は阿蘇の大自然から熊本城の歴史的建造物まで、多彩な観光スポットが点在しています。

「広い熊本県は車がないと回れないのでは?」と心配する方も多いですが、実は公共交通機関を上手に活用すれば、主要な観光地を効率よく巡ることができるんです。この章では、車なしで熊本を楽しむための基本情報をご紹介します。

車なし熊本旅行のメリット

あぐ
あぐ

車なしで旅行するメリットは意外とたくさんあります!

  • 移動中も景色を楽しめる
  • お酒を気にせず地元グルメを満喫できる
  • 予算を抑えられる可能性がある
  • 旅のストレスが減る

移動中も景色を楽しめる

御輿来海岸に現れる美しい砂の曲線
御輿来海岸に現れる美しい砂の曲線

運転に集中する必要がないので、窓の外に広がる景色をゆっくり眺められます。

特に「A列車で行こう」のような観光列車では、熊本の海岸線の絶景を堪能したいですよね。旅行に来た全員が一斉に景色を楽しめるのは大きなメリットです。

お酒を気にせず地元グルメを満喫できる

熊本には「あか牛」や「馬刺し」など、お酒と一緒に楽しみたい魅力的なグルメが多くあります。

車での移動がなければ、ランチやディナーでお酒を楽しんでも帰りの心配をする必要がありません。夜の熊本市内の居酒屋巡りも思う存分楽しめます。

予算を抑えられる可能性がある

レンタカー代、ガソリン代、高速道路料金、駐車場代などを考えると、公共交通機関を上手に使うほうがコスト面でお得になることも。特に割り勘の頭数が少ない1人旅や2人旅では、コストの差が顕著に表れます。

旅のストレスが減る

見知らぬ土地での運転、複雑な道路、駐車場探しといった心配が不要になります。

バスや電車の発着時間に合わせる必要はありますが、移動中は読書や写真整理など、自分の時間として活用できますよ。

今回の行程の概要と見どころ

この記事でご紹介する2泊3日の熊本モデルコースは、公共交通機関だけで熊本の魅力を体験できるプランです。各日の行程と実際にかかった費用を表にまとめてご紹介します。

2泊3日の熊本モデルコース1・2日目
2泊3日の熊本モデルコース3日目
このモデルコースのポイント
  • 観光列車「A列車で行こう」に乗車して非日常体験
  • 阿蘇の大自然を満喫できる
  • 熊本城および城彩苑の王道スポットもカバー
  • 赤牛、馬刺し、だご汁、いきなり団子など熊本グルメを堪能
  • 1泊目は好立地のビジネスホテル、2泊目は豪華夕食付の温泉宿
あぐ
あぐ

今回の私の場合、7万円で2泊3日の熊本旅行ができちゃいました!

2泊3日の旅行計画を立てる前に知っておきたいポイント

熊本を公共交通機関で回る際は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。快適な旅のために、ぜひ参考にしてください。

  • バスと電車の時刻表を事前にチェック
  • 宿泊場所は交通の便を重視
  • 天候に合わせた柔軟な計画を
  • 交通ICカードについて
  • 荷物は最小限に

バスと電車の時刻表を事前にチェック

宮地駅のバス停

熊本県内の公共交通機関は都市部に比べると本数が少ないことがあります。特に阿蘇方面のバスや観光列車は事前予約が必要なものもあるので、時刻表をチェックして計画を立てましょう。

あぐ
あぐ

本記事では、予約しておくべきバスの予約方法も簡単にご紹介します。

予約方法についてを先に読みたい方はこちらをクリック

宿泊場所は交通の便を重視

公共交通機関での移動を基本とするなら、宿泊場所は駅やバス停から近い場所を選ぶと便利です。本モデルコースでは駅近のONE STATION HOTEL送迎付きの阿蘇プラザホテルを利用しました。

レビューについては本記事内にて簡単に行いますが、どちらも心からおすすめできる素敵なホテルでした!

豊富な写真で雰囲気がよくわかる!

ONE STATION HOTELの特徴
  • 高級感があるホテル
  • 1部屋に2人なら、1人あたり5,800円〜
  • 熊本駅から徒歩5分程度。駅の隣にある。
  • 熊本駅のバスターミナルを活用すればほぼ屋根の下を通って辿り着ける
  • 無料で水500mlサービス
  • 阿蘇山上ターミナルへ向かうバス停(7番乗り場)の目の前
阿蘇プラザホテルの特徴
  • 阿蘇駅から無料送迎サービス
  • 屋上には展望露天風呂がある
  • 温泉は1階にもあり、内湯&露天風呂あり
  • 料理が豪華。特に「馬の三点盛り料理プラン」がおすすめ!
  • 馬刺しを付けても1泊2食付20,000円

天候に合わせた柔軟な計画を

阿蘇山上ターミナルにある規制情報

特に阿蘇地域は天候によって視界が悪くなったり、火山活動で立入規制がかかったりすることがあります。実際に私も濃霧のため火口に行けませんでした。

したがって、代替プランも考えておくと安心です。また、雨の日でも楽しめる博物館などの屋内スポットも押さえておきましょう。

交通ICカードについて

熊本県内では、2024年11月15日をもって全国交通系ICカードによる運賃の支払いが廃止されました。代替手段として、2025年2月24日よりクレジットカードによるタッチ決済が導入されています。

いつもの癖でSUICAなどの交通系ICカードをタッチしても反応しませんのでご注意ください。スムーズに乗降したい場合はクレジットカードによるタッチ決済の利用がおすすめです。

あぐ
あぐ

タッチ決済可能なクレジットカードを持っていこう!

荷物は最小限に

公共交通機関での移動では、大きな荷物は持ち運びに苦労します。

特に階段の多い駅や、混雑する観光地では身軽な方が快適です。必要最低限の荷物にとどめ、コインロッカーなども上手に活用しましょう。

あぐ
あぐ

できればリュック1つにまとめるのが理想かな…!

これらのポイントを押さえて、車なしでも快適な熊本旅行を楽しんでください。次の章からは、実際の行程に沿って詳しくご紹介していきます。

【1日目】羽田から熊本へ!「A列車で行こう」と熊本市内グルメ巡り

2泊3日の熊本モデルコース1日目

熊本旅行の1日目は観光列車「A列車で行こう」をメインイベントとし、昼食・夕食で熊本グルメ「あか牛」の料理を堪能します。

あぐ
あぐ

A列車で行こうは基本的に土日のみの運行なので、事前に確認しておきましょう!

運行日カレンダーはこちらの公式サイトからご確認ください。

熊本空港から肥後大津駅→熊本駅へのアクセス

熊本空港から熊本駅までは意外と離れており、直行する場合は空港リムジンバスを利用して約1時間かかります。料金は片道1,000円です。最新の時刻表・運賃はこちらからご確認ください。

熊本空港から肥後大津駅まで結ぶ空港ライナーの外観
空港ライナーの外観

しかし、肥後大津駅経由で熊本駅に向かえば所要時間がほぼ変わらないのに片道480円で移動できちゃいます!熊本空港から肥後大津駅まで、無料の空港ライナーが運行しているのです。

だいたい30分に1本の頻度で運行しており、予約は不要です。もし乗り切れない場合は応援の別車両を手配してくれます。

あぐ
あぐ

直行便じゃなくてもOKだったり、ちょうど良いダイヤがあれば「空港ライナー」を使ったほうがお得ですね!

私のモデルコースであれば15:00熊本発の電車に乗れれば良いので時間に余裕があります。荷物がリュック1つであれば乗り換えも苦ではないので、もちろん私は空港ライナーを利用しました。

予約不要・無料の空港ライナーの時刻表はこちら

肥後大津駅の看板

熊本空港から肥後大津駅までは車で15分くらいでした。熊本駅に向かう次の電車まで15分ほど待ち、肥後大津駅から熊本駅までは電車で30分くらい。

これで合計の所要時間は約1時間です。空港から直行の空港リムジンバスとあまり変わらない時間ですね!

熊本駅でのランチ「あか牛丼」を堪能

熊本駅の看板

無事熊本駅に到着しました。時刻は13:33。少し遅いですが、お待ちかねのランチにしましょう!

アミュプラザ内にあるASOおやまカレー&カフェ

熊本駅の隣にある「アミュプラザくまもと」の6階はレストラン街になっています。今回のランチはその中にある「ASOおやまカレー&カフェ」さんを利用しました!

実は熊本グルメの「あか牛丼」を置いているのはアミュプラザ内でこのお店だけなんですよね。熊本に来たら「あか牛丼」は絶対に食べたかったので迷わず入店しました。

熊本グルメの「あか牛丼」

ご覧ください!!炙りあか牛を贅沢に使った「あか牛丼(並)1,980円」です!(大盛りの場合は2,300円)

厚みがあって噛み応え抜群。特製ダレがかかっており、口いっぱいに肉の旨味が広がります…!これがワサビにも相性バッチリでした。めちゃくちゃ美味しい!!

個人的にはもう少し味が濃くても良いかな??とも思いましたが、万人におすすめできる一品でした。あぐ判定★4です。

【参考】あぐの食レポ5段階評価
  • ★5:今まで食べた中でトップレベル
  • ★4:「めっちゃ美味しい!」とブログで絶賛するレベル
  • ★3:おすすめできる美味しさなので、ブログで紹介するレベル
  • ★2:美味しいけど紹介するほどではないレベル
  • ★1:普通。不味くはない。

「A列車で行こう」で車内Barを楽しむ贅沢な旅

三角駅へ向かうため切符を購入。

さて、食事をしたら熊本駅に戻ります。16:35に三角駅を出発する観光列車「A列車で行こう」に乗車するため、15:00発の三角行き電車に乗らなくてはいけません。

熊本→三角までもICカードは使えないので切符を購入します。また、このタイミングで「A列車で行こう」の切符も自動券売機から受け取っておきましょう。

A列車で行こうの外観

三角駅からは本日のメインイベント「A列車で行こう」に乗車して再び熊本駅に向かいます!その豪華過ぎる車内の内装や、電車内とは思えないおもてなしの詳細はこちら↓の別記事で詳しく解説しています。

A列車で行こうのBarカウンター

この記事では少しだけお見せしますが、このように↑車内にBarがあります!ここでいただいたハイボールは、普段の居酒屋で絶対にハイボールを頼む私が唸るほど美味しかったです…!

「A列車で行こう」の公式サイトもぜひご覧ください。

熊本市内での夕食とONE STATION HOTELでの宿泊

ONE STATION HOTELの外観

熊本駅到着が17:13。ここからまずは駅チカのホテルに荷物を置きに行きましょう。今回利用したONE STATION HOTELは熊本駅から徒歩5分です。

ホテルの直前まで熊本駅のバスターミナルになっており、屋根の下を歩いて移動できるのがとても有り難い!高級感のあるホテルながらリーズナブルな価格で宿泊できるので、また熊本駅付近で泊まる機会があれば絶対に利用すると思います。

あぐ
あぐ

お水1本サービスしてくれるのが地味に嬉しいんだよね〜

豊富な写真で雰囲気がよくわかる!

ASOおやまカレー&カフェのメニュー

ホテルで一息ついたら晩ごはんを求めて再び「アミュプラザくまもと」にやってきました。

他のお店を見ようと思ったのですが、お昼に食べた「あか牛丼」が美味しすぎて…。他のメニューも気になったので結局「ASOおやまカレー&カフェ」さんをリピートすることに。

あか牛の手ごねハンバーグと本格カレー

「あか牛の手ごね鉄板ハンバーグ定食(1,380円)」本格カレールゥ(+100円)を足して注文しました!しかもこれ、ご飯のおかわり自由なんです…!さすがに太っ腹すぎやしませんかね??ご飯をしっかり食べたい人に超おすすめ。

気になるお味は…めっちゃ美味しい!!

ハンバーグは肉汁が溢れ出るほどジューシーで、デミグラスソースと相性バッチリ。付け合せの野菜ですらメインのおかずになるくらい絶品ソースでした。

+100円のカレーも「え?このクオリティで100円でいいの?」と驚くくらい本格的。代謝の良い私は汗をかくほどスパイシーなカレーで大満足です!少食だと思っていたのにご飯2.5杯も食べてしまいました。

お得さも加味して、あぐ判定★4.2です。

あぐ
あぐ

なんてリーズナブルな食事なんだ…!!

お腹いっぱいになったところでホテルへ戻り、ゆっくり休みましょう。これにて1日目は終了です。

【2日目】バスで行く阿蘇の大自然!草千里と火山博物館を満喫

2泊3日の熊本モデルコース2日目

2日目は熊本駅から阿蘇方面へ移動します。阿蘇山の火口見学や草千里ヶ浜で大自然を満喫…の予定でしたが、この日は濃霧のため火口の見学はできませんでした。天候やガス発生などで見学できないことが多々あるようです。

あぐ
あぐ

リアルタイムの規制情報はこちらで確認してね!

本記事のモデルコースでは火口見学ができなかった場合の内容になっていますが、もし火口に近づける場合は11:39〜12:40くらいまで見学し、そこから14:15発のバスに間に合うように昼食&草千里ヶ浜を見学しましょう。

熊本駅から阿蘇山上ターミナルへのアクセス

阿蘇山上ターミナルへ向かうバス乗り場(熊本駅)

熊本駅から阿蘇山上ターミナル(阿蘇山火口の最寄り駅)まではバスで移動します。乗り場は熊本駅バスターミナルの7番です。もしONE STATION HOTELに宿泊していたのであれば、徒歩10秒くらいで到着します。

なお、このバスは事前に予約することが強く推奨されているので必ず予約しておきましょう。予約方法についてはこちら。

まさかの事態!火口には近づけないこともあるので要注意

火口見学が規制されている表示

熊本駅から約2時間かけて阿蘇山上ターミナルに到着!しかし、火口付近は濃霧が発生しており見学できませんでした。こればかりは自然現象なので仕方がない。

あぐ
あぐ

火口に来る前に規制情報があっても、「到着した頃には解除されているかも!」と考えるととりあえず向かうしかないよね…

そのときの状況や、この後に紹介する草千里ヶ浜の詳細レビューなどは別記事にて解説しているのでこちら↓をご覧ください。

もし火口見学ができる場合は、阿蘇山上ターミナルから火口シャトルバス(片道700円)が出ています。

ニュー草千里でのだご汁ランチ

いきなり団子
いきなり団子

阿蘇山の火口に行けないことがわかったので、次のバスが来るまでは阿蘇山上ターミナルの売店にて軽食(地元グルメ:いきなり団子)とお土産を購入。(詳細はこちら。

阿蘇山上ターミナルから「草千里阿蘇火山博物館前」で下車し、徒歩1分くらいで「ニュー草千里」に到着します。ここではさまざまな熊本グルメが販売されているのでランチにピッタリです。

ニュー草千里で食べただご汁定食

私は「だご汁定食(1,400円)」をいただきました。

だご汁も熊本の郷土料理で、山梨県の「ほうとう」に近い食べ物。大根、しいたけ、ごぼう、にんじん、里芋、かぼちゃなど野菜がたっぷり入っており栄養価が高そうな味がします。うどんのようなモチモチ生地の「だご(=だんご)」もたっぷり入っていて腹持ちも良さそう。

一緒に出てきた高菜ご飯とコリコリした馬肉も美味しかった〜!これで1,400円は大満足✨️あぐ判定★3.5(おすすめできる美味しさなのでブログで紹介するレベル、の少し上)です。

草千里ヶ浜の大パノラマと火山博物館見学

草千里ヶ浜

霧が濃いとはいえ、雨は止んでいたので草千里ヶ浜を散策してみることにしました。広大な放牧地となっており、日によっては噴煙を上げるダイナミックな阿蘇中岳火口が見渡せる絶景スポットになるようです。

この日は霧に隠れる妖しい山の雰囲気を観賞できました。草原地帯なので雨上がりはぬかるんでおり、放牧されている馬の糞が落ちているので足元には十分ご注意ください。(草千里ヶ浜のレビューはこちら。

火山博物館の外観

草千里ヶ浜を散策した後は、阿蘇駅に向かうバスを待つための時間調整として「阿蘇火山博物館」におじゃましました。室内なので、雨天の観光先として重宝します。

火山博物館の展示エリアに入るのは有料(大人1,100円)ですが、その手前にあるコインロッカー・トイレ・阿蘇山に関するギャラリーエリアに入るのは無料です。休憩がてら気軽に利用できるのが良いですね。

あぐ
あぐ

阿蘇山に関するギャラリーもボリュームが多く、全部読むのは30〜40分くらい必要かも!

阿蘇火山博物館のレビューはこちら。

阿蘇プラザホテルでの温泉と夕食を満喫

阿蘇駅にあるウソップ像

「草千里阿蘇火山博物館前」からバスで約30分で「阿蘇駅前」に到着します。阿蘇駅にはONE PIECEのウソップ像があるので記念撮影しておきましょう。

この日に宿泊する「阿蘇プラザホテル」には無料送迎をお願いできます(事前予約が望ましい)。送迎バスが来るまでは「道の駅 阿蘇」があるので暇になることはなさそうです。

阿蘇プラザホテルの外観

こうして快適に阿蘇プラザホテルに到着!館内は歴史を感じる箇所が多々ありますが、広くて清潔で居心地が良いホテルでした。

阿蘇プラザホテルの売店
阿蘇プラザホテルの売店

館内には至る所にくまもんが居ます。一緒に記念撮影できる場所が多いので、同行者とワイワイ楽しめそうですね!(私は今回1人旅でしたが…笑)

阿蘇プラザホテルの夕食

このホテルの最大の魅力は豪華な食事です!今回は2食付プランにしたうえで、「馬の三点盛り料理プラン」を選択しました。熊本に来たからには馬刺しを食べたい!!

阿蘇プラザホテルの馬肉3種盛り

通常のメニューに加えて馬刺し・馬のタタキ・馬焼きの3種が追加されます。それぞれ専用の薬味とタレが付いていてめっちゃ美味しい!!特にタタキが最高でした。あぐ判定★4(「めっちゃ美味しい!」とブログで絶賛するレベル)です!

これでもか!!というほど沢山のお食事が用意されています。(デフォルトで馬刺しがあるのも嬉しい。)

さらにご飯と味噌汁はおかわり自由。ご飯がすすむおかずばかりなので、ご飯を3杯も食べてしまいました…。お腹はパンパン。部屋に戻っても30分は動けずにいました。

あぐ
あぐ

美味しい食事をお腹いっぱいに食べたい!!という人に強くおすすめします!

阿蘇プラザホテルの屋上露天風呂

食後は天然温泉で身体を癒やしましょう♪阿蘇プラザホテルには最上階に展望露天風呂まであるので、天気が良い日はここでゆったり過ごすのも最高でしょうね…!

私が宿泊した日は雨天のため利用できずorz 次こそは絶対に入りたい!!

阿蘇エリアで宿泊先を探している方にはぜひ阿蘇プラザホテルをおすすめします。できれば「馬の三点盛り料理プラン」を堪能してほしい…!!

阿蘇プラザホテルの特徴
  • 阿蘇駅から無料送迎サービス
  • 屋上には展望露天風呂がある
  • 温泉は1階にもあり、内湯&露天風呂あり
  • 料理が豪華。特に「馬の三点盛り料理プラン」がおすすめ!
  • 馬刺しを付けても1泊2食付20,000円

【3日目】阿蘇神社と熊本城!熊本の歴史と文化に触れる最終日

2泊3日の熊本モデルコース3日目

あっという間に最終日になってしまいました。3日目の午前中は阿蘇エリアの観光、午後には熊本市内に戻って熊本城を巡り空港へ向かう行程です。

あぐ
あぐ

3日目の晩ごはんは空港内での食べ歩きになりました!

阿蘇プラザホテルから阿蘇神社へのアクセス

阿蘇プラザホテルの朝食

阿蘇プラザホテルにて朝食ビュッフェをいただきます。なんだかスゴそうな牛乳があったのでいただきました✨️マイルド?クリーミー?な味わいで美味しかったです☺

チェックアウトは10:00なのでゆっくり準備をして、いざ出発!まずはバス停「はな阿蘇美入口」を目指します。阿蘇プラザホテルからは徒歩10分くらいでした。

はな阿蘇美のバス停

ポツンとあるバス停で、ベンチはありますが屋根はありません。雨が降っていなくて良かった〜!

バスの車内

「はな阿蘇美入口」から「阿蘇神社前」まで移動します。乗車時間は25分くらいで、交通系ICカードは使用できません。キャッシュレス派の方はクレジットカードのタッチ決済を活用しましょう。

阿蘇神社の入口

御神体を「阿蘇山火口」とする、火の国阿蘇を鎮める格式高い神社「阿蘇神社」です。あまり混雑している様子はありませんでした。

阿蘇神社参拝と鉄板焼阿蘇まーぼーでのランチ

阿蘇神社

境内には「えんむすびの松」や「せのび石」、願いが叶うという「願かけ石」などがありました。煩悩に塗れた私はもちろん全てにしっかり祈願してきましたよ✨️

サクッと周れば滞在時間は15分ほどでした。神社のとなりにある商店街もしっかり散策するなら30分ほど見込んでおけば良いでしょう。

鉄板焼阿蘇まーぼーの看板

少し早いですがランチタイムとして、事前に調べておいた「鉄板焼阿蘇まーぼー」さんに行きました。Googleマップの口コミでは★4.5(しかも470件以上の評価で!!)という高評価なお店です。

営業時間は11:00〜15:00と短めなのでご注意ください。

鉄板焼阿蘇まーぼーの店内

私は11:10頃に来店しました。このときはまだ空いており、自由に席が選べたので鉄板前の特等席に座りました!さっそく「あか牛ガーリックライス(2,000円)」を注文します。

食欲を駆り立てる調理工程はショート動画にしてみたのでぜひこちら↓をご覧ください!

高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします♪

あか牛ガーリックライス
あぐ
あぐ

んっっま!!!

塩コショウのバランスが絶妙で病みつきになるガーリックライス。上に乗ったアツアツのあか牛も分厚くてジューシーでした✨️ワサビを付けて食べるとさらに旨味が引き立ちます!

あか牛ガーリックライス

食べ進めると半熟たまごがトロトロと溶け出して味変も可能。ガーリックライスとあか牛、さらにたまごを絡めて口に運ぶと美味しくてニヤケが止まりません。

あぐ判定★4.5(「めっちゃ美味しい!」とブログで絶賛するレベル、のさらに上)です!阿蘇神社の近くまで来た際にはぜひお立ち寄りください。

高速バスで熊本市内へ戻る

宮地駅の駅舎

さて続いては、高速バスで熊本市内まで移動します(予約の方法はこちら)。出発駅は「宮地駅前」です。ランチを食べた「鉄板焼阿蘇まーぼー」から宮地駅までは徒歩20分くらいでした。

バス停「宮地駅前」は「宮地駅」から徒歩3分くらいの距離にあります。

そこそこ距離はありますが、ずっと1本道なので迷うことはないでしょう。腹ごなしのお散歩にはちょうど良かったです。

バスは12:55発ですが、宮地駅に着いたのは12:00頃。約1時間あるので、バス停「宮地駅前」にすぐ行かず「宮地駅」の駅舎で少し休憩します。

宮地駅の駅舎

屋根もベンチも机もトイレもあり、快適な空間です。資料館や地元PRの映像も流れているので飽きずに過ごすことができました。12:45頃には宮地駅を出て、バス停「宮地駅前」を目指します。

宮地駅のバス停

熊本城の最寄りである「桜町バスターミナル」までの乗車時間は約1時間30分です。私が利用した高速バス・やまびこ号には座席にコンセントが付いていたので、有り難くスマホを充電させていただきました。

旅の最後に熊本城を満喫

桜町バスターミナルの外観

桜町バスターミナルは館内だけで1時間以上滞在できそうなくらい充実した商業施設でしたが、あくまでもメインは熊本城です。約10分ほど歩いて「桜の馬場 城彩苑」へと向かいます。

桜の馬場 城彩苑

「桜の馬場 城彩苑」は熊本城の手前にある、城下町を模した広大なアーケードです。飲食店が多く立ち並び、食べ歩きスポットとして国内外から人気を集めています。

私はここで熊本城のチケットを購入したのですが、券売機には数名並んでいる人が居たので前もって購入しておいた方が時短できたなぁと反省しております。

並ばずに熊本城に入ろう!

熊本城の外堀

日本三名城の一つ、熊本城にやってきました!

2016年の熊本地震において多くの建物や石垣が被害を受けたもの、2021年春には天守閣の復旧が完了。現在は復興のシンボルとしての役割もあるようです。2025年現在でも石垣などの修復を行っています。

熊本城の外観

白と黒のコントラストが美しい外観です。かなり巨大な天守閣はとても迫力がありました。中は資料館になっており、築城した加藤清正や当時の時代背景、難攻不落たる所以や熊本地震からの復興の経過などが詳しく解説されています。

あぐ
あぐ

熊本地震で崩れた石垣は、崩れる前とまったく同じ配置になるように写真と照合しながら積み上げ直しているんだって…!

私は1時間ちょっとの滞在でしたが、その時間では正直少し物足りないくらいでした。日本史や城に興味があったり、解説をしっかり読み込みたい場合は2時間くらいの所要時間が必要かもしれません。

陣太鼓ソフトの看板

帰り際に通過した桜の馬場城彩苑にて「陣太鼓ソフト(540円)」を購入しました。陣太鼓がまるごと1つ入ったソフトクリームなんて珍しい!

昔に誰かからもらって好きになった陣太鼓。熊本の銘菓だったんですね〜!陣太鼓の求肥はあまり感じませんでしたが、あずきがたっぷり入った美味しいソフトクリームでした✨️

桜町から熊本空港へ、お土産購入と帰路の便

桜町バスターミナルの様子

桜町バスターミナルに戻ったら熊本空港までバス移動(約50分)します。桜町バスターミナル〜熊本空港バスは予約不要なので、来たバスに乗ってしまいましょう。

熊本空港のマップ

熊本空港はお土産屋さんと飲食店が豊富にあるので、晩ごはんとお土産購入には不便しません。ガッツリ一品の晩ごはんにしようか迷いましたが、直前にソフトクリームを食べてお腹が空いていなかったので私は軽食にしました。

熊本空港で食べたかりふわバー

こちらは「かりふわバー(450円)」です。1分待てば揚げたてを提供してくれます。厚くて大きい油揚げですね。蒲焼ダレが染み込み、ゆず唐がらしとネギを散らしていただきます。

外はカリッ、中はフワッだから「かりふわバー」。これがめっちゃ美味しかったお酒が欲しくなる味です。酒好き・辛いもの好きにはたまらない一品です。あぐ判定★4(「めっちゃ美味しい!」とブログで絶賛するレベル)ですね。

熊本空港で購入した「にしめ万十」

続いては「にしめ万十 馬肉の肉じゃが味(378円)」を食べました。いわゆる「お饅頭」です。でも肉じゃが味のお饅頭なんて初めて!芋がホクホク、馬肉もしっかり噛み応えあって満足できる一品でした。あぐ判定★3(おすすめできる美味しさなので、ブログで紹介するレベル)です。

熊本空港の様子

熊本空港はフードコート+待合室というような空間で、座席は十分。無料のウォーターサーバーがあるのも有り難く、かなり居心地が良い空間でした。(お土産も飲食店もすぐ近くにあって便利!)

あぐ
あぐ

今までの空港の中で一番好きかもしれない。

陣太鼓

お土産にはもちろん「陣太鼓6個入り(1,340円)」を購入しました。紙ナイフで包みごと切り開いて食べるのが楽しいんですよね。(わかる人にはわかる)

熊本空港のくまもん

こうして熊本空港を出発し、羽田空港に帰着。

阿蘇山の火口見学ができなかったり阿蘇プラザホテルの屋上露天風呂に行けなかったり残念なこともありましたが、とても楽しい2泊3日の熊本旅行でした。かなり詳細なモデルコースなので、皆さんもぜひマネしてみてくださいね。

【持ち物・予算】車なし熊本旅行を成功させる準備

公共交通機関を使った熊本旅行を成功させるためには、事前の準備が何よりも大切です。

レンタカー旅行とは異なりバスや電車の時間に合わせた行動が必要になるため、しっかり計画を練っておきましょう。この章では、事前に予約しておくべきものや持ち物をご紹介します。

あぐ
あぐ

しっかりチェックしてスムーズな熊本旅行を実現しましょう!

事前予約しておくべき交通手段とチケット

今回のモデルコースにおいて、予約しておくべきものは以下のとおりです。

  • 航空券(羽田-熊本間)
  • 観光列車「A列車で行こう」
  • 熊本駅前から阿蘇行きのバス
  • 宮地駅前から桜町バスターミナルまでのバス
  • 熊本城の入場チケット
  • 宿泊するホテル

航空券(羽田-熊本間)

東京から熊本への移動手段は飛行機です。JAL、ANAなどが就航しており、早めに予約するとお得な料金で購入できます。特に繁忙期は価格が高騰するため、2〜3ヶ月前からチェックしておきましょう。

なお私の行程表では片道9,170円〜という破格の値段になっていますが、これはANAのタイムセールで購入しました。

定期的にタイムセールは開催されており、その情報は私の公式X(旧Twitter)公式Instagramで発信していますので、見逃したくない方はぜひフォローしておいてください☺

観光列車「A列車で行こう」

入線するA列車で行こう

JR九州が運行する観光列車「A列車で行こう」は人気が高いですが、JR四国の「伊予灘ものがたり」などに比べると予約はかなり取りやすい方です。人気が出る前にぜひご乗車ください。

予約するにはJR九州のネット予約サービスから、乗りたい日時で検索しましょう。インターネット予約にはJR九州Web会員に登録する(無料)必要があります。

予約完了後、JR九州エリアできっぷを発券しなければなりません。私は熊本駅の券売機で発券しました。

時間帯によっては券売機が混雑しているので、時間に余裕をもってきっぷを受け取っておきましょう。なおきっぷの受け取りには購入時に使ったクレジットカードが必要です。絶対に忘れないでください。

熊本駅前から阿蘇行きのバス

阿蘇山上ターミナルへ向かうバス

熊本駅から阿蘇山上ターミナルへの直行バスは本数が限られています。こちらのリンク(九州産交バスのウェブサイト)から「発車オ〜ライネット」というサイトに飛んで予約しましょう。(無料会員登録が必要)

阿蘇は観光客も多いです。乗車日の1ヶ月前から予約できるので、日程が決まったらすぐに抑えた方が吉。

宮地駅前から桜町バスターミナルまでのバス

桜町バスターミナルへ向かうバス

こちらのリンク(九州産交バスのウェブサイト)から「ハイウェイバスドットコム」というサイトに飛んで予約できます。(無料会員登録が必要)

宮地駅〜桜町バスターミナルのバスは早期の予約で若干の割引が受けられるので要チェックです。

あぐ
あぐ

阿蘇行きのバスと桜町バスターミナル行きのバスで予約サイトが異なるのでご注意くださいね!

熊本城の入場チケット

熊本城のチケット

現地でもチケット購入はできますが、混雑を避けたいなら熊本城のチケットも事前購入しておきましょう。私が普段から愛用しているチケットサイト「KKday」から購入できます。

並ばずに熊本城に入ろう!

宿泊するホテル

駅近のホテルや人気の温泉宿は早めに埋まりやすいです。

特に本記事で紹介している「ONE STATION HOTEL KUMAMOTO」は熊本駅直結で便利なため、予約競争が激しいこともあります。また、阿蘇エリアの「阿蘇プラザホテル」のような送迎付きの宿は、車なし旅には大変便利でした。

あぐ
あぐ

旅行が決まったらまず最初に予約を抑えておくこと!

天候別の持ち物リスト

熊本は季節や地域によって気候が大きく変わります。

特に阿蘇は標高が高いため、熊本市内より気温が低いことが多いです。天候別に持っていくと便利なものをリストアップしました。

晴れの日の持ち物
  • 日焼け止め(阿蘇の草千里は日陰が少ない)
  • サングラス(阿蘇の高原は日差しが強い)
  • 帽子(熊本城や阿蘇の観光地は日陰が少ないスポットが多い)
  • 冷感タオル(夏場の観光には必須アイテム)
  • ペットボトル用ホルダー(両手を空けたまま水分補給可能)
雨の日の持ち物
  • レインコート(傘だけでなく身体を覆えるものがあると安心)
  • 防水スプレー(靴用。阿蘇の草原は雨だと足元がぬかるむ)
  • ビニール袋(濡れた傘や衣類を分けて収納)
  • 速乾性タオル(雨に濡れた時にサッと拭く)
  • 防水ケース(スマホなどを守る)
あぐ
あぐ

できるだけ荷物は少ないほうが良いので、この中から厳選してくださいね。

予算の目安と節約ポイント

さて今回の熊本旅行モデルコースは2泊3日ながら7万円という費用で済みました。これは過去に私が解説した旅費の目安を大幅に下回ります。(2泊3日で10万円を目安にしています。)

ここまで費用を抑えられたポイントはやはり往復の航空券をタイムセールで入手したことでしょう。また、2日目の朝を格安のパンで抑えたり(少食なので問題なし)、1日目・3日目の夕食をかなりリーズナブルに済ませたことも大きいです。

旅行中においては何かを我慢することなく費用を抑えることが最重要です。本記事で紹介したお店やバスの早期予約割引を活用しながら節約を心がけてみませんか??

ANAは定期的にタイムセールが開催されており、その情報は私の公式X(旧Twitter)公式Instagramで発信していますので、見逃したくない方はぜひフォローしておいてください☺

【まとめ】車がなくても熊本観光は2泊3日で楽しめる!

熊本城での記念撮影

私が実際に歩いてきた2泊3日の熊本旅行モデルコースはいかがだったでしょうか。「車があれば便利」というのは事実ですが「車がないと観光できない」というわけではありません。

時刻通りにやってくる日本の公共交通機関の恩恵をフル活用して、あなたも車なしの熊本旅行をしてみませんか??普段から車の運転をしている人でもレンタカーを使うより楽だったり費用を抑えられるかもしれませんよ。

本記事があなたの熊本旅行のお役に立てば幸いです。かなり長い記事になりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。

あぐ
あぐ

もしよければトップページをお気に入り登録して、更新を楽しみにしていただければ光栄です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。